四季・めぐりめぐりて

近隣の城館跡・古墳などの史跡めぐりなどをぼちぼちながらやっています

金鑚神社の芭蕉句碑(埼玉県神川町)

2021年06月15日 | 歌碑・句碑


句 : 行春や 鳥啼魚の 目は泪
    (ゆくはるや とりなきうおの めはなみだ)     

出 典: 『奥の細道』 元禄2年(1689)芭蕉46歳の時の句
所在地:埼玉県児玉郡神川町二ノ宮(旧・児玉郡神泉村) 金鑚神社
建立年:-
建立者:-




『金鑚神社多宝塔』(国指定重要文化財)
天文3年(1534) 阿保郷丹荘の豪族阿保弾正全隆が寄進
金鑚神社を訪ねたのは平成30年(2018)2月以来のことでした




朱色の欄干の『義家橋』   
源頼義、義家親子が前九年の役に出陣する途中この地で戦勝祈願し、橋を架けたといわれる。
義家橋を渡り鳥居を抜けると社殿に




『金鑚神社拝殿』
金鑚神社は、日本武尊が東征の際に創建したと伝えられ、武蔵二ノ宮に位置づけられています。
この神社にはとくに本殿をおかず、背後の山全体を御神体としている。旧官・国幣社の中で本殿が
ないのはここのほか、全国でも大神神社(奈良県)と諏訪神社(長野県)だけである。




拝殿を過ぎて御嶽山登山口から御嶽の鏡岩をを経由して御嶽山に至りますが、登山口の左側に芭蕉
の句碑が建立されています
句碑の右側にある石標には【鏡岩 句碑の丘→】と刻まれていて
登山道の端には数え切れないほどの句碑が建立されています

散策日:令和3年(2021)5月9日(日)