四季・めぐりめぐりて

近隣の城館跡・古墳などの史跡めぐりなどをぼちぼちながらやっています

平山氏館(東京都日野市)

2018年06月30日 | 100名城以外の城館跡


平山氏館は、京王線・平山城址公園駅(東京都日野市平山5丁目)付近にあったと言われます。
駅ロータリー南側に石碑と案内板が建っています。背後に見える山稜が平山城です。単に駅前だから碑を建てたのではなく、
実際、館跡がこの場所であったから建てたということでしょう。

平山季重とは、生没年不詳なるも平安後期・鎌倉前期の武士。本姓は日奉(ひまつり)氏で武蔵七党の西党に属す。父は直季。
武蔵国多西郡船木田荘平山郷(日野市平山)を本領とし、院の武者所に祗候して平山武者所と称した。




京王線・平山城址公園駅




平山季重遺跡之碑




季重光霊地碑




「市指定史跡 平山季重居館跡」説明板   居館の説明より碑についての説明に重きを置いているような説明板ですね。




石碑の背後に立てられた「義経ゆかりの武将 平山季重」と染め抜かれた幟  丁度いい風向きを狙って「パシャ」
丸に二つ引き紋は平山季重の家紋です  まあ、他人の家紋を入れることはないでしょうけど




駅前に設置の案内板「平山季重の道」
ここにもある「宗印寺」行きそびれてしまいました




道路の反対側にある「平山季重ふれあい館」
「平山ふれあい館」なら平山地域のふれあい館とすぐに理解できたのでしょうが、平山季重とフルネイムで入っていたために、
てっきり平山季重に関する資料館のようなものかと思いましたら然に非ず。図書館と、子育てひろば、交流センター等の施設
で、名前を冠しただけで平山季重とは全く関係ありませんでした。裏を返せば、この地域の人たちは平山季重をそれだけ誇り
にしているということの所証しかも知れません。
館跡の遺構は皆無でしたが石碑と、幟と、平山季重ふれあい館、駅名の平山城址駅。ここに平山季重の存在があったのは確か
なようです。

散策日:平成30年(2018)5月28日(火)

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。