四季・めぐりめぐりて

近隣の城館跡・古墳などの史跡めぐりなどをぼちぼちながらやっています

歴史講座2「享徳の乱前後の関東」(2)足利成氏と武蔵国

2023年12月15日 | 講演会・講座


埼玉県立嵐山史跡の博物館
令和5年度  歴史講座2「享徳の乱前後の関東」     
 日 時:令和5年12月15日(金)13:50~15:30
 会 場:国立女性教育会館 講堂(埼玉県比企郡嵐山町菅谷)
 演 題:足利成氏と武蔵国 
 講 師: 長 塚 孝 氏(馬の博物館)

を聴講してきました。

『享徳の乱』とは、第5代鎌倉公方・足利成氏が関東管領・上杉憲忠を暗殺した事に端を発し、室町幕府・
足利将軍家と結んだ山内上杉家・扇谷上杉家が、鎌倉公方の足利成氏と争い、関東地方一円に拡大した14
54年(享徳3年)から1482年(文明14年)まで続いた関東の大乱。約30年間続いたこの大乱は関東におけ
る戦国時代の始まりとされ、この大乱を『享徳の乱』と名付けたのは峰岸純夫先生(東京都立大学名誉教
授)です。
享徳の乱という言葉は知っていても内容となると中々複雑で理解しきれません。



講座会場である研修棟の講堂前の街路樹の葉はすっかり落ちてしまっています


講座を終えて帰路に就く聴講生たち


国立女性教育会館本館
国は嵐山町にあるこの国立女性教育会館を今年度中に閉鎖し、機能を移転する方針を町に伝えていたそう
です。
かつてはM党政権の時に行われた事業仕分けにおいて仕分けの対象となった施設でありますが、コロナ禍
で使えなかった一時期を除き、埼玉県立嵐山史跡の博物館主催の講座・シンポジウム等においてはここの
講堂を借りて開催されてきました。しかし、閉鎖せれてしまうと仮に講堂が残ったとしても講座会場とし
て使うことは不可能になりそうです。博物館内にある講座室は数十名程度しか収容できません。
今まで通りの500人の聴講者を収容できる施設が付近にないわけではありませんが果たして利用可能かどう
かは疑問です。



本館横に咲いていたサザンカ

聴講日:令和5年(2023)12月15日(金)

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。