IDEHA Blog

テレマーク&マウンテンガイドIDEHA

巨大クレーターツアー

2013年03月25日 21時55分46秒 | バックカントリーツアー


昨年のリベンジツアーとなる巨大クレーターツアー。

昨年は、爆弾低気圧の接近で1600M付近での撤退となったが、今回も鬼門となる1600M付近でガスと強風に見舞われ、昨年同様クレーターを滑る事が敵わなかった。

画像でも品倉山上部に暗雲が見られる。

20M位滑り降りると、視界もきいて風も穏やかになるのだが。



クレーター下部のバーンを一本滑り昼食をとって登り返す頃には、雲が上がり晴れ間も見える。



そしてクレーターの縁に到着。

滑降は敵わなかったが、全容を見る事ができスケールの大きさに息をのむ。

来年こそはと心に誓い、やけにカラフルな男たちでクレーターをバックに記念撮影。

画像ではクレーターのスケールが伝わりません。



クレーターがメインではあったが、ひけを取らない滑りが楽しめるクレーター下部。

明け方に積もった粉雪と、底突きのあるザラメとの最高のバランスで、とても滑りやすいバーンに仕上がった。




そして同じ場所から下を見下ろすとこんな感じに。

ツリーの奥の平地まで快適なライディングが楽しめる。



ここのツリーの感覚はピカイチ。

ブナ自体まだ若く、背丈もそれほど高くないので見通しが効いて、とにかく気持ちがいい。



この雪と、このツリー間隔は最高のマッチング。

気温もかなり冷え込んでいたので、雪もさらさらで滑る滑る。

宝くじで1万円当たった感じ!?



雪崩の巣、品倉のデンジャラスゾーンを通過してホッと一息。

前回のツアーからゲンテンの割れた板で参加のスズケンさん。

IDEHAの常連さんの一人だが、バックカントリーに対する姿勢と熱い思いは共感するところがあります。



スキー場に戻る前の、小高い丘を楽しむの図。

毎回だが、何気にここが楽しめる。



気持ち良さそうでしょ!!

結局最後まで雪が腐ることなく、滑りを最後まで楽しむ事が出来たツアーでした。

参加者の皆さまお疲れ様でした。

昨年に引き続き参加して頂いた方が結構いらっしゃいましたが、またも阻まれてしまいました。

来年は、誰かが言ったように名前を小さく入れて募集要項を出すようにします。

来年こそはですね!!