IDEHA Blog

テレマーク&マウンテンガイドIDEHA

ノルディック&スラック体験会

2011年04月10日 19時37分06秒 | ノルディックウォーキング


日曜日、山形総合スポーツセンターにてノルディック・フィットネス・ウォーキング体験会を開催しました。

避難所で生活している方に、少しでも体を動かして頂こうという主旨のもと、山形市の企画調整課の原田さんと話を進めてきた。

正直何人集まるか分からない。

全く集まらないかもしれない。

しかしそんなことはどうでもいい。

一人でも集まればその人の為に精一杯やるだけである。



AM10:00の開催には4名の参加者が体験して頂きました。

ぽかぽかと気持ちの良い快晴で、ウォーキングするには最高の条件。

避難されている方にはそれぞれの思いがあり、正直ウォーキングと言う気分ではないかと思われます。

しかし東北関東大震災から一カ月が経ち、とにかく外で体を動かす事が必要とされている。

ボランティア協議会でも率先していろんな取り組みをしているが、ウォーキングは初めてとの事。

4名の参加者の方は、久しぶりに青空の下で体を動かしたようでとても気持ち良さそうに歩いて頂きました。

このノルディック・フィットネス・ウォーキングの良いところは、体を動かしながら会話が出来ること。

会話は中心は、震災の事・原発の事・今後の生活など・・・しかし話を聞きながら歩いていると徐々に皆さんに笑顔が。

参加者の皆さんに一時でも気分が晴れるような事があったなら、私としてはこれほど嬉しい事はありません。

終了時皆さんの笑顔を見て、開催して良かったとしみじみ思いました。



午後からは、西川町でトレイルラン・カヌー・スラックライン等で活動する細谷君が自転車で駆け付けてくれました。

スラックラインを持ってきたとのことで、グランド横の立ち木にスラックラインを貼ると早速子供達が遊びに来ました。

さすが究極のコミュニケーションツール!



子供達は、順番待ちをしながらスラックラインに夢中になっていました。

この子供達の笑顔が、私達大人の大きな力になっている事は間違いない。



子供に負けじとお父さんも挑戦。

親子で楽しめるのもこのスラックラインの良いところ。

スラックラインもノルディック同様、参加者の笑顔が見れて本当に良かった。

キャラバン社伊藤さん、細谷君、そして丸ちゃんご協力ありがとうございました。

細谷君のブログもこちらから→月山山麓遊び人

考えて見よう、考えても答えが出ない時は行動して見よう。

行動することで一歩前へ踏み出せます。

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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
逆に元気頂きました! (hosoya)
2011-04-11 21:50:58
お世話様です。ちびっ子と遊ぶのはおもしろいし、なにより癒されます。
また遊びのコラボさせてください。
返信する
遠いところ (IDEHA)
2011-04-11 22:42:42
西川町からありがとう。

スラックラインで遊ぶ子供たちの笑顔はとても印象的でしたね。

遊びの幅が広がるコラボ。

また今年も一緒に企画していきましょう。

細谷君の遊びのスタイルは、私も目指すところがあります。
返信する
波乗り談義 ()
2011-04-12 02:57:24
パパさんはサーファーでした。

私が10年前通いに通った福島の某ポイントのローカルサーファーでした、あの頃利用させて頂き有難う御座いました。

震災後の、そのポイントを見させてもらい絶句しました・・・しかし前向きでした、自然の猛威は恐ろしいですが、必ず復活できると言ってくれました!!ローカルあってのポイントです。

本当に感謝します!!是非またキレイなチューブを拝みたいものです。逆に元気をもらいました。。。波乗り談義は尽きませんね!

スラはやっぱり楽しい!福島っ子も楽しんでくれた様子でなによりでした。

帰り間際、1人の男の子が
「早く福島帰りたいな~」
とボソッと言っていた・・感情を聞いた気がしました。
楽しく遊んでても・・当然帰りたいですよね。
共感しました。。

土日、時間があるときは同じ場所でスラりたいと思います。。。少しの時間だけでもストレス発散してもらいたいです!!

返信する
スラるにあたって (IDEHA)
2011-04-12 22:20:43
○ちゃんへ

スラックラインを同じ場所で開催するとの事ですが、下記の点を踏まえて活動願います。

① 子供達を体験させると言う事は、子供の命を預かるという事を忘れないでください。

② 怪我・事故が発生した場合、主催しラインを張った○ちゃんに賠償責任が発生します。
  怪我をさせてしまってからボランティアだからは通じません。
  もし怪我をさせてしまった場合、避難されている親に更なる追い打ちを掛ける事もお忘れなく。

③ ラインを張る際は、ボランティア協議会に主旨を説明して、スポーツセンターにも話を通しておくこと。

前回急遽スラックを張ったのは、スラックの経験もですが、カヌーガイドとして人の命を預かる経験を豊富に持つ細谷君だからお願いした経緯があります。もちろん関係者に全て話を通してです。個々が責任を持って普段遊んでいるスラックなら何ら問題は無いでしょう。しかし主催して集めて体験するとなると話は違います。責任が掛かってきます。これは有料・無料関係ありません。さらに子供となるとイレギュラーな動きをしますからしっかり目を離さず監視する必要もあります。常に最悪の事を想定しての行動をとる。これは山岳ガイドの心構えと
同様です。これは決して大袈裟なことではありません。厳しい言い方かもしれませんが、軽い気持ちで活動を考えているのであれば止めた方が良いと思います。
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