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テレマーク&マウンテンガイドIDEHA

スノーハイク指導者養成講習会

2014年03月03日 21時57分37秒 | Weblog


スノーハイク指導者養成講習会を蔵王温泉エリアにて開催いたしました。

ブルーモリスさんとの共同開催で6名の参加者が集い、スノーハイクの魅力そして可能性を体験して頂きました。

同じガイド協会の新田さんの協力を得て、蔵王マウンテンロッジにて座学を30分ほど行い、その後スノーハイクの調整法、歩き方、滑り方を一通りレクチャーして、いざショートツアーに出発!

こうして森のなかを歩くだけでも十分気持ちが良い。



こうしてゆっくりと歩くと普段は見落としているものに気づくのだろう。

エゾリスが軽快に走り時々立ち止まりながらクヌギの木を登って行く。

ウサギの繁殖期に見られるオレンジ色のおしっこ。



こちらもウサギが食べた木の皮。

周りにはウサギのフンが散らばっておりました。



そしてカモシカも。

ちょっと分かりづらいかな~。



そのカモシカがしたであろうカモシカの溜めフン。

カモシカは決められたところにフンをする習性があるんですよ。

私が住んでいた西蔵王の家の周りにもカモシカの溜めフンが沢山見られました。

興味深そうに触って確認するI原さん。



これも久しぶりに見た「うすたびが」の繭。

「うすたびが」は「ヤママユガ」科に属し、この綺麗な緑色の繭が特徴。

この一帯で3つの繭が確認できました。

午前中はIDEHAツアーらしかなるネイチャー要素の多いとても穏やかなツアーでした。。。が。。。



午後になると皆さんの?滑りたい欲望が抑えきれず。。。

スノーハイクで問題なのは、ちょっとした緩斜面での滑り。

初めての方にとって歩く・登るはそれほど難しくないが、やはり滑りは慣れていないと恐怖ですよね。

一般の方を対象にツアーとなれば、もちろん急斜面には入れません。

障害物のない丘陵地帯の緩斜面が滑るには望ましい。

そうすれば障害物にぶつかることなく転んでも楽しい!



竜山ゲレンデのトップまでのんびりと楽しみながら上がりましたよ。

後ろに見えるのはうわの台ゲレンデと地蔵岳。



そして最後はマウンテンロッジに向かっての滑り。

スノーハイクには向かない斜度ですが、これぐらいの滑りもこのスノーハイクで楽しめるのも事実。

歩くために開発されたスノーハイクですが、これで滑るのが本当に楽しい!

特にテレマークをされる方には、しっかりしたポジションに乗れないと操作できないため、必然的に皆さんベストなポジションで乗れているんですね。

普通の板では乗れていないのになぜこのスノーハイクで出来るかと言うと、スノーハイクの裏にはシールが装着されていて、実はそれほどスピードが出ないんです。(でも体感はスピード感十分)

その分体が遅れることなく良いポジションに乗れているようです。

それで大きく滑りが開花したのがI原さん。

次の日の西蔵王のツアーでは目覚ましい上達を遂げました。



もちろんアルペンスタイルでも楽しめる。

快調にターンを刻むF見さん。



O橋さんも着実に滑りの実力が上がってきている。



そして今回このスノーハイクを1番満喫したであろう岩手のO友ガイド。

とにかく歩く・滑るでスノーハイクの可能性を理解して頂いたようです。

滑りも良い滑りでしたよ!



そしてスノーハイクのスペシャリスト210スペシャル。

高いポジションからの滑りはもうスノーハイクの域を超えている。

普段の滑りでも美しさに磨きが掛かってきた。



最後は蔵王マウンテンロッジ前で記念撮影。

皆さんとってもメローな?講習会大変お疲れ様でした。

是非各地でこのスノーハイクの可能性をお伝え頂ければと思います。

またこのメンバーで滑りたいですね。

来年度も予定していますのでまたメローな?講習会でお会いしましょう!

快く会場をお貸し頂いた蔵王マウンテンロッジの新田さん本当にありがとうございました。


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