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テレマーク&マウンテンガイドIDEHA

JMGAファーストエイド講習会

2010年11月04日 22時58分57秒 | 山岳ガイド


11月3日~4日と福島県裏磐梯で東北で初となるファーストエイド講習会が日本山岳ガイド協会主催で行われた。
30名定員に対して33名の参加者が集い、東北の顔馴染のメンバーや有名なクライマー・BCライダーなど豪勢な顔ぶれ。
講師の方も専門分野の先生方が、普段聞けないような深い話を分かりやすく説明してくれる。
そんな熱い参加者と講師陣ですから、夜の懇親会も熱かった・・・

講習は2日間とも室内で缶詰。
まずは座学からスタート。



座学よりもほとんど実習がメインとなったファーストエイド講習。
まずは先生のお手本をじっくりと観察。



ペアを組んで、先生の教え通りに行う。
医師としての見解、消防士としての見解等最新の救命技術を学べた。



ファーストエイドキットには厳選された救命道具が入っているが、その中でもこの水に反応して固まるプラスチックは
ギブスとして活用。
これがとっても優れ物なんです。
画像の現物は、触るとカチカチに硬い。
もともとはこぶし位の大きさの袋に入っており、重量も軽い。
必要な長さに調整して水を掛けるとわずか5分程で固まってしまう。
これは今後ガイド標準装備の一つになりそうです。



このリアルな偽怪我人を見て下さい。
実際に傷口から血に似せた液が出るようになっていて、もう完全な怪我人です。

よりリアリティーで、手当てする人も真剣そのもの。
とにかく効率よくスピードと正確さを求められる。



新しく東北山岳ガイド協会に入会した和泉屋AKTの阿久津君。
岩手から故郷南会津に帰郷し、トマト農家としてスタートを切った。
冬はテレマークスクール&ツアーも開催するとの事で、これからの活躍に期待したい。
研ちゃんこんな画像しか無くてごめんね。
ちなみに後ろに写っているのはTAJのBC部長S田氏。