山歩き、渓歩き

以前の山のぼり、渓流釣りなどのふりかえりと最近の風景を織り交ぜて。

ある1日、金峰山 3

2006-07-14 19:34:01 | 登山
   ある1日、金峰山 3


それでも今日の、この頂上での展望の良さは、ほとんどの事を帳消しにしてくれる。
 登りに苦しい思いをすればするほど、頂上での達成感に酔い痴れるのか、あるいは、道無き道での厳しいルートファインディングが妙味をひき出すのか。

いったい山に登ることとは何だろうか?ヤブ山、雪山、ロッククライミングいろんな山がある。

 今まではかなり高い山でも明らかに目に見えた獲物(イワナ)を求めて乗越えて行ったが、これとは明らかに違うようだ。

 五十を過ぎて、それまでの源流釣りだけでなく、純然たる登山と言うものを意識した山登りもボチボチと始めたが、まだまだ物欲が強くて物足りなさが残る。しかしこれからもいろんな山行をしてみよう。

 こんなことを考えながら、頂上の岩のうえに一時間あまり休んでいた。帰りは40分、すぐに駐車場に着いてしまった。その後は、少し回り道をして、またしてもウドやウルイなどの山菜とり。

 明日はいよいよイワナ釣り、と思いきや、家に帰って夜になると、『隣組に御不幸』と、女房は意味ありげな顔つきで言う。

 人生にもルートファィディングが必要だとは言わないが、(つながりが不明か)それにしても世の中にはいろいろな事がある。

 ま、あまり難しいことは考えず、気楽に登ろう!