山歩き、渓歩き

以前の山のぼり、渓流釣りなどのふりかえりと最近の風景を織り交ぜて。

ある一日 金峰山  1

2006-07-07 19:07:27 | 登山
 ある一日 金峰山  1

 待っていた三連休、梅雨直前だが天気は良くなりそう。かねてより計画していた、双六は北ノ俣への二泊三日の釣行予定も、すっかり準備は整っていたものの、仕事の都合でまず一日目がダメになった。その夜も遅くなり、翌日は朝寝坊してしまった。

今頃釣りどころの時間ではない。しかし、天気はすこぶるいい。よしっ、乙女高原への山菜とりだ。あわよくば大弛峠経由で金峰まで足をのばそう。

 窪平から鼓川に沿って焼山峠へ向かう。燃えるようなツツジ、例年より可成早い。
人も車も結構多いが、乙女高原への道はとらず柳平牧場の方へ行く。
 こちらの方はずっと静かで、行き交う車もほとんどない。広々とした草原の牧場、いかにも気持ち良さそう。ここにもダムが出来るとかで、この景色もいずれ見えなくなるのだろう。

 川上牧丘林道のゲートは開いていた。乙女鉱山への入り口を少し過ぎて、奥千丈岳への道も開いていたが、大弛の方へ向かう。しばらくは舗装道路だが、すぐに砂利道に変わる。

 道端のイタドリはもう盛りを過ぎて、高く伸びきっている。シャクナゲはまだ花には早い。

 急にりっぱな舗装道路になり、大弛まで続いている。まるで山岳ハイウエイといったところだ。どうしてこんな山奥だけが立派で、途中がデコボコ道だろう?


 大弛峠に着くと、駐車場は車で一杯、道路脇にまであふれていた。最後尾に車を停め、ディパックを背負って登山道へ入る。