山歩き、渓歩き

以前の山のぼり、渓流釣りなどのふりかえりと最近の風景を織り交ぜて。

ドクツルタケ

2020-09-30 20:13:59 | Weblog

 

今日は急に休みが取れることになり、急遽出かける。

マツタケ狙いだが今年はどこも出ていない。そろそろここは?

ところが雑キノコもやはりあまり出ていない

本命の所へ行っても、全くダメでした。


しかし道中 白いこのキノコがたくさん目につきました。ドクツルタケ!です

 

毒キノコにもいろいろありますが、猛毒菌三羽烏の一つです。

他にシロタマゴテングタケ,タマゴテングタケがあります。

タマゴテングタケは黄灰色で東北から北に偏って出ますが、ドクツルタケとシロタマゴテングが全国どこでも多発します。

ドクツルタケは柄にササクレがあります。

 

幼菌のうちは区別はわかりにくいがいずれもこの姿の白いのは特に十分にマークしておきたい。

 

他に猛毒の コレラタケドクササゴ ニセクロハツシャグマアミガサタケ を加えて7種類が致命的です。

また神経毒、強毒のものもありとても厄介です。キノコはまだまだ未知のものが多いので少しでも知らないもの危険なものは持ち帰らないで。

私は2度あたりました。一回は消化器毒、(シモフリシメジだと思ったのだが?ネズミシメジでもない?? 嘔吐、下痢) 

2回目は??神経毒か?(ナカグロハイイロシメジモドキ??+? 一晩 髪の毛がよだち、汗だく汗だく?!)

 もちろん命はありますが・・あたるほど名人に近づく??と言うがこんなのはウソ!

 

 


食茸、毒茸

2020-09-26 19:53:17 | Weblog

日本列島に三つも低気圧がある。せっかくの週末だが天気は悪い。霧雨が降っている。

こんな時はどこへ、何をしに行こうか迷う。山登りは天気も悪くしばらくお休み。

岩魚釣りには天気はよさそうだが本当の終盤で釣り人も多そう。

キノコ採りは二日前に行った西北は、全く何も出ていなかった。

では北東へ、マイタケでも狙うか?

でもこのマイタケ採り、ミズナラの生える斜面を広範囲に登ったり降りたりと結構ハードです。

さらに生えているとしても木の根元の下向き側で、木の近くまで行ってのぞき込まないと見逃す。

と言ってもそんなに出ているものでなく、空振りで、くたびれ損が多い。

しかしあちこち歩いているうちに他のキノコも採れることがある。今年はキノコは不作だがどうだろう?

10時前ころ出かける。林道途中、こんな天気でも車に出くわす。明らかにキノコ採りと言った人もいる。

さて目的の車止め。シメシメ一台も止まっていない。早速支度して出かける。

クサウラベニタケの群生

 

白いドクツルタケがやたらと目立つ。

 

ツキヨタケも多い。

 

ヒメベニテングダケまである。   みんな毒キノコ。

 

でもありました。タマゴタケ。秋型か?

 

ヌメリスギタケもちょうど良いのが沢山出ています。

 

ブナハリタケも。甘い香りが漂ってきます。

 

ムキタケもまだ新しいのが出ていました。

 

さてそろそろお目当てのものが出てくれないかな?もう今日の予定コースも終わり近いが?

オオっ!!ありました。太いミズナラの老木の根元。濃い茶褐色で危うく見逃しそう。ラッキー、もう今日はこれだけでよい!!

 

 

林道めがけて登っていきます。ふと頭上に白いもの??近づいてみると、やっぱりヤマブシタケ。

届かないので近くの細めの木を折り倒し、これで突っつき落とす。近くの倒木にも小さいのがありました。


今日はアタリの日でした。

 

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悪あがき?!

2020-09-24 19:48:26 | Weblog

今日は先日の黒覆尾根の疲れもあり、また台風の影響で天気も悪いとのこと、ゆっくりとする。

しかし雨は降っていなくて曇り空。平日のことでもあり、もうそろそろキノコも出るだろうと

朝の10時過ぎに出かける。

林道はなんとなく静かで人の気配もしない?!

良いのか悪いのか?支度をして歩き出す。

一時間強 急斜面を登っていくが、途中にも雑キノコも毒キノコも見当たらない。

いつもなら歩き出しからカラカサタケやイグチ類が目につくがなんだか乾燥しきっている。

ここは早々に諦め、小沢の近くの別コースへ、ここならいくらか環境が異なるのでは?

例年なら小沢を渡るあたりからキノコも見えるのだが、ない!?

斜面の登り出しにはサクラシメジやアミタケなどもよく出ているのだが、まったくない?!

もう他のコースへ回る気も起らない。降り口にわずかに一本 干からびたようなアカヤマドリあった。

もう今日は終わり。。

帰り道、道路沿いにはコスモスが、

 

さらに小さなお宮?の近くには彼岸花がいっぱい咲いている。

 

そうだ、例年このコスモスやヒガンバナが咲き誇っている頃は 少なくとも十数本は収穫して帰るのだが・・

今年は遅れているのでなく大凶作なのかもしれない。


黒覆尾根2

2020-09-23 21:12:25 | 登山

  (黒覆尾根 1はこちら)

田切岳からの下り。カンバの木につかまりながら急斜面を降ります。

 

赤椰岳へ向かってハイマツの海、以前のようにすんなりいきません。意外にここで時間を食いました。

 

赤椰岳山頂。ここからしばらくは一般登山道。

 

遠く空木岳への道

 

空木岳山頂。幾人かの登山者がいました。

 

駒石経由で駒ケ根のほうに下って途中マセナギで右手の道へそれ笙の笛山を目指します。

最近のトレランで道はかなりきれいに整備されています

 

笙の笛山です。以前一度行っているはずですが、かなり感じが異なります。大きめの山名板もありました。

 

以前と違って別尾根をくだります(降り口に自転車がデポしてあるので)はじめは笹も深かったのですが後半は踏み跡も明瞭。

 

ピッタリとゲート前の自転車の所に出ましたが、5時で暗くなる寸前でした。水も空になり道のりがとても長く感じられました。


これで数年来の念願の 黒覆尾根 縦走することができました。

それにしても、激藪漕ぎ、険しい岩峰の通過・巻き、急斜面のトラバース、噂どうりで精も根も使い果たした感じで もう年を考えるとこういう山登りもこれで卒業か?

 

さらにもう少し詳しくはマイ ホームページで。

 


黒覆尾根 1

2020-09-23 21:01:47 | 登山

かって伊那側から南駒ケ岳に登る登山道があったようです。

起点の黒覆山には二回、終点?の田切岳には一回登っています。がこの間は登っていません。激藪で恐ろしく峻嶮な所と聞いていました。

それでも何時かはと思っていましたが、年々体力の衰えなどで無理かと半分以上諦めていました。

今年はきのこもダメで 四連休後半がいい天気なのでこれはチャンス、ダメもとでと思い切って行ってみることにしました。

今回は与田切川の上流シオジ平自然園(今はやっていない)の手前の閉鎖ゲートから早朝暗いうちから歩き出します

与田切川の流れ、きれいです。

 

中小川登山道入り口(今は通行禁止)

 

土石流で心配していたオンボロ沢の渡渉、荒れてはいますが飛び石伝いに対岸へ。

 

土管の場所が少し変わっているイヌ沢

 

イヌ沢上流、荒れてはいますがはじめ流れの脇を、後はジジグザグに登っていきます。

 

1919mの少し先ののコル。ここまでは以前一度通っています。今日は田切岳方面へ。いきなり笹薮を漕いで行きます。

 

たまにこんなところもあり歩きやすい


いくつかのピークも越え休み休みながら、かなり登ったようです。百閒ナギや南駒、田切岳などが望めるようになりました。

 

相変わらず笹薮漕ぎです。

 

こんな岩峰もあり尾根通しにはとても行けません。

 

こんなにはっきりとしたふみ後。こういうところはみな同じと所を通るからか?

 

草原のようなところに出て、戻るようにピークに向かいます。

 

クロマメが群生、しばらくつまみ食いの時間です。疲れた体には甘酸っぱくて美味しいです。

 

かなり古い苔の生えたロープ、いつごろのものだろう?

 

こんな断崖のような斜面のトラバース。落ちたらタダでは済まないでしょうね。

 

 

シャクナゲを中心としハイ松も混じる藪、これも漕いで行くしか前に進めません」。

 


2580m少し過ぎたあたりか?縦走路を少し外れた緩やかな傾斜地にテント設営、これが良くなかったか?

夜間にずり落ちてテントはひしゃげポールが折れました。


翌朝の夜明け。今日も天気はよさそう。

 

朝日の当たる田切岳と空木岳。

 

一旦下ってこれから登るところか?まだあんな所があるのか?

 

古くさびたワイヤー。大丈夫でしょうか?

 

ここには二本の鎖。他にもありました。

 

振り返ったところ。あんな岩峰は迂回するしかしょうがありません

 

倒れこむように振り返って。遠く雲の上は南アルプス?尖って目立つ山は乗り越えてきた2580m峰?

 

まだ田切岳までは大分登らなければなりません。ハイ松漕ぎが大変。

 

百閒ナギと擂鉢窪避難小屋。後ろは南駒ヶ岳

 

あれは赤梛岳、それまでに田切岳へも登らなければなりません。ハイ松漕ぎが大変

 

ヒョイといった感じで石積の田切岳山頂、バックは空木岳。これで2度目で懐かしいです。

ルート図はこちら 

     (続き、黒覆尾根2はこちら

詳細はこちらへ


懲りもしないで

2020-09-19 18:53:46 | Weblog

今日もキノコ採り


今日は少し方角を変えて、こんな所

 

スギタケ

 

アカヤマドリ

 

タマゴタケ

 

ヌメリスギタケ

 

チチタケ

やっぱり夏のキノコが多い

イグチの仲間

 

これは?  エノキダケでした

 

これは?  スギタケの仲間かと思ったが??ちょっと不安・・

ま、何とか収穫するものがありましたが、

それにしてもまだ暑い日が続くので当分ダメか?


今日もキノコはダメ!

2020-09-17 16:42:12 | Weblog

今年のキノコは遅れている?が例年より2週間ほど 後らして出かける。出かけたのは

少し遠く南のほう。斜面も急な所で年に1~2回しか出かけない。困難な所ほど夢も膨らむが・・

平日の休み、期待して早朝から出かけたが登りはじめから周囲にはキノコらしいもいのが見えない??

それでも軽アイゼンやザイルも(ザイルは車の中に忘れてきた)持参。  2時間強山登りです。

 

アカヤマドリが出ていました。

 

結構急な斜面で帰りが心配。

 

ドクツルタケが目立つ

 

霧が立ち込めてきました

 

チチタケ?こんなのが出ているようじゃ ダメですね。

 

本命の所にはお目当てのものは全く出ていません。

早々と見切りをつけ 足早に降りて、 今度は北のほうです。車を走らせます。

 

ここも急な斜面を4回ほど登りますが、乾燥しています。

結局ここもダメ?!空振りの時は一層疲れが堪えます。

(わずかにウスヒラタケのみ持ち帰りました)


今年は不作なのか??次の連休も期待薄。純粋な山登りにでもと思うが天気は悪そう。

 

フォトストーリーへ(いろいろキノコはありますがめぼしいものは??)

(しばらくホームページ 深山渓人 更新していませんでしたが、まとめてアップしました)


可食キノコ?

2020-09-13 20:01:02 | Weblog

昼前まで小雨が降っていた。お昼ご飯を食べて出かける。

また雨が降り出してきて気分が乗らない

それでもと傘を差しながら歩き出す


ありました。ヌメリスギタケ(モドキかな?)

 

少し近くにも。

 

これはチチタケですがやや大きくちょっと判りずらい

 


ブナハリタケ びっしりと。甘い香りが漂ってきます。

 

カバイロツルタケ  テングタケの仲間には猛毒なものも多い

 

マスタケ 老菌

 

さてこれは?ヒラタケによく似ているが??少し硬い?

 


ようやく食用になるキノコが出ましたが、三流品ですし、これらは夏のキノコです。


やっぱり暑い日が続いたからか?もうしばらくでお目当てのものが出るのか?


フォトストーリーへ


怪しげなキノコたち

2020-09-12 19:37:19 | Weblog

怪しげなキノコたち

 

今年のキノコは本当に遅れている。

ダメもとで夏の終盤のキノコでもと出かけるがやっぱりめぼしいものは出ていない

 

それでも数日前は 本当に、雑キノコも、毒キノコも出ていなかったが・・

なんだか怪しげなキノコは出始めていた。

 

イグチの仲間が目立つ?

 


2週間ぐらいは遅れているのか?

 

 

遅れているだけで本命たちは出るのだろうか??

 

フォトストーリーへどうぞ