山歩き、渓歩き

以前の山のぼり、渓流釣りなどのふりかえりと最近の風景を織り交ぜて。

白岩岳

2022-06-17 11:32:40 | 登山

今までに5回ぐらい言っていますがルートはいろいろ。

当初、今回は市道黒河内シンナシ橋から登る計画を立てましたが

この林道 戸台側からも入笠山川からもゲート閉められているようでこれは無理。

やむなく釜無山のほうから稜線伝いに行くことになります。このルートは三度行っています。

早朝 大阿原湿原の奥、釜無山登山口に着きました。

 

笹薮は深く、おまけに靄が垂れこめています。

 

近道をしようとしたら途中で西の方側へ寄りすぎたようで 変な古い林道に出てしまいました。

 

  地図を見ると釜無山から離れています。復帰しようと変な斜面の藪漕ぎ
 
やっと平坦地に出ましたが ここはどこだろう??

 

ようやく見覚えのある所に出ましたが、釜無山はすぎています。でも後は稜線通し。

 

東谷の頭との鞍部あたりから正面 甲斐駒、右横 鋸。

 

どこが東谷の頭の三角点か?靄もあり 倒木も多くよくわかりません。

ようやく笹の平峠、半分少し過ぎた所か?

 

広い笹薮の稜線登り、でも明るく開けています。

 

にせ白岩岳?など過ぎて、ピンクテープなどが目立つようになると西尾根への入り口。あと少し。

 

白い岩が散在している白岩岳山頂、展望は良いはずですが、流れる雲を待ちながらゆっくり御昼ご飯。

 

帰路笹薮の所には何本も踏み跡? どうしても近道をしようとしますが、尾根通しのほうが歩きやすい。

 

あの先には左 東谷の頭と 右 釜無山。まだまだ遠い。

 

ようやく笹の平峠、まだ大きな登り返しが二つもある。うんざりです。

 

来るときはよくわからなかった、東谷の頭三角点。初めて目にしました。

 

釜無山を目前にして、深い笹の海原、ここは本当によくわかりません。しかも熊が木の上にいることもあります。

 

 来るときは通らなかった釜無山。

 

帰りは道を外さないように・・でも笹は深く、一般登山道の割にはほとんど整備されていません。

やっと車止め近くの林道へ。

 

行きと帰り釜無山の前後で歩行路は大きくはずれています。こんなことは今までなかったのに?

所要時間も以前より長くなっています。やっぱり年による衰えでしょうね。

ルート図

 

 


黒金山

2021-10-30 15:28:46 | 登山

この土曜日は予報では良い天気。明日は曇り。

国師が岳の天狗尾根を登ろうとして。大弛峠から北奥仙丈、シラベ平まで下り

鶏冠山林道を天狗尾根登山口まで歩き、天狗尾根を国師にまで至る計画でした。

朝早く出て牧丘から大弛峠目指して車を走らせます。エエッツ!?柳平のゲートが閉まっている!?

ゲート前には車が何台か停まっている。尋ねてみるとどうも閉鎖されていると。道理で牧丘へ下る車と何台もすれ違ったのか?

10月26日から冬季閉鎖だと?そんなことはないでしょう?。例年12月からのはず。   でも今はどうしようもない。

ううーん。ぐるぐる考えて・・・まさか川上のほうへ回るわけにもいかず・・そうだ黒金山の最奥林道駐車地へ。

ここから国師のほうまで行けるところまで・・・と言うのは??

とにかく行ってみることにしました。旧三富小学校の横の径から大平牧場を経て林道終点まで。えらく長くかかりました。

駐車地には車が一台、青年が出かけるところ、国師へ行くと。コースタイムは12時間。9時間くらいの予定と、トレランスタイルです。

やっぱり無理か?ま、黒金山くらいまでは行ってみよう。

登山口です。

 

登ってすぐ左手に朝日の当たり始めた富士山。

 

標識、牛首のタルまで・・・よく読めません。

 

霜の降りた笹原。

 

富士山と右は乾徳山?

 

あそこが牛首のタル。

 

黒金山までは30分、もう少しだ。

 

牛首のタルからの富士山

 

いわゆる奥秩父らしい苔むした林。

 

黒金山山頂。バックは国師が岳。ちょっと遠すぎる。無理!

 

左側には富士山。

 

右側は甲武信ヶ岳。もう帰ることにします。9時前ですが・・・

 

帰路牛首のタル。

帰り道は陽があたり紅葉が映えます。

 

 

朝と同じところからの富士山。

 


今日は完全に消化試合?!こんな良い日なのに プンプン

それにしてもなぜこんなに早くゲートが閉まっているのだ!12月までまだ一か月もあるのに・・

県外車、遠くから来ていた人も多かったが 被害を被った人は かなり いそうです。

どこに苦情を言えばいいのやら・・

 

ルート図

詳しくはこちら


鷹見岩

2021-10-03 18:08:28 | 登山

この一か月余、ほとんどキノコ採りで、久しぶりの純粋な?山登りです。

山梨三富の西沢渓谷と東沢の間にある尾根、石塔尾根と言いますが、この尾根の1648mピークです。

今日は好天だが、キノコも少し間を置いた方が良さそうだし、早く帰る予定もあるのでこのピークにしました。

ここはかなり以前来ています。この鷹見岩を過ぎて石塔の頭から西沢渓谷奥の軌道跡に出たことがあります。


さて 西沢渓谷の駐車場に車を置いて。

東沢にかかる二俣吊り橋です。

 

左が西沢渓谷一般遊歩道、右が東沢で鶏冠山方面です。

 

右に入ってすぐに左側の急斜面に取り付きます。

 

尾根に出るとこんな標識があります。ピンクテープもたくさんあります。

 

ほとんど林の中の急登ですが時に開けて見晴らしの良い所も。鶏冠山です。

 

カモシカクグリ岩です。

 

ここも見晴らしが良い。黒金山でしょうか?

 

ピークも過ぎて、少し下る。おかしいな?と思っていたら、鷹見岩です。

 

鎖もあって登って行きます。

 

あの先が山頂です。

 

山名板があります。高度感があって少し怖い?

 

眺めはすこぶる良好。鶏冠や甲武信も良く見えます。

 

帰路は同じところピストンですが、例によってウロウロ キノコを探しながら・・

比較的短時間ですが急登、細尾根あり最後岩登り、結構疲れました。

 


瑞牆山、小川山

2021-08-29 18:07:40 | 登山

それぞれ複数回登っていますが、瑞牆山のカンマンボロン ルートは初めてです。

このルートだけではもったいないので 瑞牆山東尾根プチバリルートもも。

さらにどうせなら小川山もと。

 

瑞牆山自然公園手前の ここが入口です。いくつか道が交差しているので紛らわしいが。

少し急な所もあるが概ね道は明瞭、カンマンボロンへの道標も。

 

これが 梵字なのでしょうか?

 

次はヤスリ岩の基部。この辺りで富士見平からの登山道と合流。

 

次は瑞牆山山頂 結構多くのかたが登っています。

 

さて少し下って、東尾根へ。峻嶮な岩々は北側を巻いて、踏み跡はあり それほど藪ではありません。

奥秩父の苔むした樹林の中です。

 

小川山への縦走路に出ました。

 

途中 見晴らしの良い岩の上から瑞牆山方面、雲が出ています。

 

分岐から1時間強で小川山、以前ここから信州峠に抜けたこともあります。

 

帰路 わずかに雲が取れ金峰山五丈岩。

 

八丁平から富士見小屋のほうへ下ります。道はかなりぬかるんでいる所もあり不明瞭、迂回するのもちょっと厄介。

 

富士見平のテント場、幾張もあります。夏の休みの最後?

みずがき自然公園の山道を下り、天鳥川のこの木橋を渡るとすぐに駐車地。

 

 瑞牆山から東尾根、小川山、八丁平、富士見平までは誰にも会うことのない静かな山歩き、  

  そして 9時間半近くの藪ルート込みの欲張りな登山でした。

ルート図

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離山

2021-07-25 09:34:18 | 登山

離山

山梨の藪山最恐ともいわれる難関の山です。

3年前S君と武川のほうから第5高点まで偵察に行っていたのですが、諸々の事情でのびのび。

今回も天候の具合で延ばしたり迷った挙句7月24日に決行。

山の中は靄が立ち込め展望もほとんどありませんでしたが、おかげで心配していた暑さもあまりなかったです。

いくつかのピークやコル 噂にたがわずとても大変でした。ザイルも何か所か出しました。

さらに離山を通過してから地蔵岳まで500mの登り、シャクナゲやハイマツの激藪には悩まされ遅々として進まず大変でした。

 
まだ暗い中、石空川の駐車場から出発。

 

熊小屋三角点へ向かって、まず稜線への急な登り。

 

熊小屋三角点です。前回も通過しています。

 

稜線から見えた甲斐駒ヶ岳、唯一ここだけからだけでした。あとは雲の中。

 

第5高点からの下り、一応懸垂です。

 

5,4の鞍部から急斜面をよじ登り第4高点へ出ました。

 

4,3のコル。4からの下りもちょっと危険

 

このあと向かいの第3高点への登りですが、巨大スラブの横を登り基部を巻きます。

 

3,(2)のコルへ、ここのヘツリもいやらしい。

 

巻いた第3高点の岩が見えます。

 

この後ザレたギャップをさらに下り、有名な底なし?の穴へ。

 

この後地図にない第2高点をグルーっと巻き、このトラバースも怖い。2,1のコルへ出てここからこの岩を登り第1高点へ。

 

第1高点へは岩を登ってから直登。こんな岩があります。

 

南側はザレた砂と、花崗岩のオブジェ。有名?なモアイ像です。

 

ここは離山本峰です。特に標識はありません。

 

地蔵岳へ向かいます。初め右側の谷、三口沢の大滝、すごい景色です。

 

さて ダケカンバやシャクナゲなどの藪の中を登って行きます。

 

離山通過の疲労困憊のせいか、何時間も格闘後やっとオベリスクが見えてきました。この巨岩帯の通過も大変。

 

しかしこの後、猛烈なハイ松の藪漕ぎ、うまく枝乗りできれば良いが、スポっと落ち込んでしまうことも。

 

それでも何とか地蔵岳へ、大幅なタイムオ-バー。  空も晴れて オベリスクがきれいです。

 

後は鳳凰小屋を経てひたすら駐車地めがけて長い下山、帰路もヘッドランプを出しました。

 


18時間余にわたる行動、念願の離山行くことができましたが、もうヘトヘト。やっぱり年齢による体力低下は否めません。

相棒にも迷惑かけっぱなし。こう言った挑戦的?長時間、ハードな山は控えなければと痛感しました。

ルート図

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白岩岳

2021-06-20 20:52:44 | 登山

南アルプスの北のほう、鋸岳から釜無山へ連なる尾根の一つのピーク2267m。

今までに数回、登り口をいろいろ変えて、でも釜無山からのは距離はあるが、はじめから標高が高い。

このルート3回目です。入笠山はマイカー規制があるので早朝、林道ゲートです、この右手から、最初から深い笹。

 

一時間ぐらいで釜無山。ここまでは笹が深いが一般登山道があります。

 

さてこの先、笹の大海原!一体どっちへ進むのか?獣道か、踏み跡かを探して進みます。
(実はここで熊に遭遇)

 

笹の激藪を越えて、雲海の上に穂高など北アルプス。

 

稜線を進み、あの山を登らなければ・・東谷の頭はあの裏奥?

 

倒木が結構あります。

 

振り返って黒い八ヶ岳。

 

笹ヶ平、山道が交差しています。ここでほぼ中間点。

 

甲斐駒と鋸岳。甲斐駒の左肩は地蔵?

 

あそこも乗り越えなければならないのか。

 

ま、それほど歩きにくいと言う訳ではありません。

 

左仙丈、中央が白岩岳?

 

白い岩が散らばっていますが、偽白岩岳?

 

白岩岳はまだ先ですね。

 

気持ちの良い笹原に見えますが結構深い。

 

この辺りはテープ類が多くなる。黒川のほうからの登り道か。

 

白岩岳山頂、三角点や石碑?


通大天狗?  五穀成就、天保5年・・とあります。バックは御岳山?

 

帰路、朝よりも雲が多い

 

東谷の頭と釜無山?まだまだ遠い。

 

やっと半分。

 

釜無山方面への最後の?登り。

 

やっぱりわかりませんね。GPSでは進行方向だけ。笹が深く強固で獣道や踏み跡などを探していくと良い。

 

やっと釜無山。ここからは一応登山道がある。しかしどこで間違えたか?旧道?を歩いていました。でも近道。

 


九時間弱とやっぱり疲れました。(体力の低下は否めません)

詳しくは後程。

 

 

 

 

 

 


チョキ

2021-06-12 19:04:54 | 登山

チョキ

山梨、須玉町にある1883.3mの山で金峰山から南西に派生する八幡尾根の終わりのほうにあるピークです。

クリスタルラインの続き、甲府市営池の平線と県営池の平線との境界で北に延びている支線林道から出発です。

ゲートが締まっていてこの近くの車道の空き地に車を停め歩きだします。右のほうにガードレールの見える林道です。

 

未舗装の林道で、ゲートから100メートルほどで二つに分かれますが、右上のほうに進みます。

 

カーブが4つほどあるのですが・・

途中チョキが樹間から見えるところもあります。

 

4つ目?のカーブ、やや下り気味で左手北のほうにやや平らな所があり、道路横の木に赤テープがありここが入り口です。

 

後は北のほうに向かって、わずかな踏み跡を求めてとにかく登って行きます。

 

この皮の向けたような大木のあたりはやや右にトラバース気味に登って行きます。

 

突き当たった尾根を道なりに登ると 途中ピーク状の一段程細長い尾根があり、これを乗り越えていきます。

 

この尾根を過ぎ わずかに下りその後はチョキに向かって急な登りです。あの先。

 

チョキ山頂です、三等三角点があります。まだ比較的新しい木の山名板もあります。

 

以前は趣きのある大きめの看板でしたが。一時期は何もありませんでした。

展望はほとんどありませんが、ここで休憩後、(この先は八幡山ですが)同じ道を下ります。ヤマツツジですかね?

 

結構急な下りです。

 

登る時は東側を少し迂回するよう来たのですが、下りはまっすぐ。

 

林道手前の平坦地。

 

林道に出て入口から3つめ?あたりのカーブ 東側には鉄塔上に富士山が見えます。

 

あのカーブを曲がると車止めも間近です。

3時間たらずですが 急登もあって結構いい鍛錬になります。

明日は雨降り?


女山

2021-06-03 20:29:13 | 登山

女山

先日横尾山へ行ったとき北のほうに見えていた山です。

川上村の高原野菜畑の横、七森沢の入り口に獣除けゲートがあるのでここから歩き

この時期沢沿いにクリンソウが咲くのですが・・

咲いています。

 

しかしこの辺りいっぱい咲くはずですが??

 

パラパラと  少し時期が早いのか?

 

ワラビはどちらかと言うともう遅い。

 

春ゼミの抜け殻。林の中は この鳴き声でにぎやかです。(クリックで鳴き声再生)

 

斜面を適当に登って行きます。

 

少し西寄りに登ったのか?山頂に向かってやや戻るように

 

山頂です。三角点があります。1734m

 

帰路は西のほうの尾根を下ります。フキですか?

 

途中からはじめの沢のほうへ無理やり降ります。

 

もと来た道を歩き下部のほうでそれでも沢山クリンソウが咲いいた沢で写真を。


ところが帰宅してPCで画像を確認したら写っていません??!!

どうもSDカードが半分抜けていたようです。


逃がした魚は大きい ではないですが、アップや、パノラマや・・良いのをいっぱい撮っていたのに!


そして、どうもワラビの時期とクリンソウの満開の時とは一致しないようです。

かといって、何回も行くほどの山でもないし・・・

 


横尾山

2021-05-15 19:43:05 | 登山

一応山梨百名山です。今までに主に雪のある時、何回か登っています。。

山頂まで片道1時間半ほどですが 登山口へのアプローチにも同じく1時間半ほどかかります。

天気予報では曇りです。信州峠の駐車場にはまだ車はありませんでした。

駐車場の反対側が登山口です。

 

カラマツの芽吹きの先にはカヤトの原が見えます。結構高そうですが・

 

カヤトの原手前の岩の多い急登。

 

急な登りはあと少し。

 

カヤトの原です。天気が良ければ見晴らしは良いのですが、あいにく今日は曇り空。

 

尾根筋を進んでいくと山頂近くでピンクの花。山桜ですかね?

 

横尾山頂上です。展望もほとんどありませんが、時間も早いのでここでゆっくり御昼ご飯。

 

帰路、ようやくカヤトの原で瑞牆山が見えました。

 

 何人かにすれ違いましたが、  駐車場に着くと県外ナンバーの車が多く停まっていました。

今日もユルユル登山?!


笠取山

2021-04-15 20:43:02 | 登山

山梨百名山ブームも下火になって?この山もマニアック向けの山になりつつあるとか??

富士山がそれなりに目の前に見えるからか?(山頂で出会った人の話)


ま 極く初級者向けの山だと思われるのですが・・・。


一瀬高原の先 作場平口の駐車場に車を停めて

 


一休坂分岐をまっすぐヤブ沢峠に向かっていきます。途中登山道整備の人たちに出会いました。ご苦労様です。

 

ヤブ沢峠です。ここから尾根道歩き。

 

 

笠取小屋です。今日は営業していません。

 

さらに進みます。鹿が数頭のんびりと憩って?います。

 

小さな分水嶺。三角形の石柱で各面は、富士川、多摩川、荒川です。

 

笠取山が見えてきました。グーンと急な登りです。

 

登り口あたりです。

 

急ですがゆっくり登り、山梨側 山頂から振り返ったところ。

 

こちらは1953mの山頂。

 

水干のほうへ回りました。多摩川の源頭ですが、シズクが たまにポタッ 程度です。

 

水干から朝来た道に合流しました。笠取山を振り返って。

 

帰りにも鹿に出会いました。こちらを見ています。

 

帰りは一休坂コースを下ります。

空は冬雲のかかる少し薄ら寒い天気でしたが、山頂でお昼ごはん中に富士山も見えるようになりました。