山歩き、渓歩き

以前の山のぼり、渓流釣りなどのふりかえりと最近の風景を織り交ぜて。

峠を越えて、岩魚釣り 4

2006-02-27 21:30:56 | 渓流釣り
野呂川、三峰川、大井川三つの源流めぐり(4)

  16日 まだ暗いが4時に起きだす。濡れたテントの撤収は大変だ。大滝までに5匹を取り込んで、いよいよ大高巻きだ。
一度通っているとは言え、崖っぷちを巻くときは冷や汗ものだ。

 滝上には好ポイントもあったが竿を出さずに行く。 昼飯はいつもの冷やしソーメンだが、食が進まない。
 どうにか腹におさめたが、陽射しが強く、ガレ岩の目立つ沢床登りはこたえる。

峠を越えて、岩魚釣り 3

2006-02-25 16:30:03 | 渓流釣り
野呂川、三峰川、大井川 三つの源流めぐり(3)
           
 テントを張り終えるころにはまた雨が強く降り出す。

料理をする気になれず、岩魚は味噌汁に入れたのみ、しかしこれがまた美味い。

この日は早めにシュラフに潜り込む。

夜半に目が覚めると空には手が届かんばかりにいくつもの星が輝いていた。

峠を越えて岩魚釣り (2)

2006-02-24 19:40:34 | 渓流釣り
 野呂川、三峰川、大井川、 三つの源流巡り (2)
           

反対側の枝沢に向かって下草の少ないところから降りる。木立につかまったり、薮をかき分けたりして、流れのある所まで出る。
 大横川出合い近くでは大粒の雨が降りだしたので岩かげで雨宿りをする。

 雨足が弱くなったところで竿をだしながら、今度は大横川を遡る。魚影は見るのだがいっこうに鉤がかりしない。
はやめに幕営地を決め、ザックを下ろし再び流れに向かう。
 夕暮れまでにどうにか三匹を取り込み、竿をたたむ。

峠を越えて、岩魚釣り 1

2006-02-23 20:35:59 | 渓流釣り
 野呂川、三峰川、大井川、 三つの源流巡り (!)
           
 朝もやの残る南アルプス林道を車は快適に進む。
広河原からは村営バスに乗り、北沢橋で降りる。両俣に向かって2時間ほど歩き、前白根沢からは川底へ下り竿を出す。
 お盆の入渓者が多かったのか、いっこうにアタリが無い。えん堤を三つほど越えたところで再び林道にでて両俣小屋へ向かう。
 多くの登山者がくつろいでいた。小休止の後、野呂川越えに向かって登る。
峠にでるころには雲行きも怪しく、雷鳴も響き渡る。どうも雷はにがてだ。
・・・続き(2)へ

越 とは  峠のこと

2006-02-20 21:11:19 | 渓流釣り
  “・・越”とは、・・峠のことをさす
1野呂川越、2井川越とは?
 1は天竜川の支流大横川の枝川から富士川の支流早川の上流の野呂川への峠道を言い、
 2は大横川から大井川(東俣の乗越沢)へ抜ける峠道である。この道は「又兵衛新道」とも言う。道といってもいずれも全くの廃道である。
 しかしこれらをうまく渡り歩くと、富士川、大井川、天竜川の三つの大河川の源流域で岩魚釣りができる。
   これを試みた。まずは野呂川からである。

 blogことはじめ 源流釣行

2006-02-19 19:51:00 | 渓流釣り
 趣味は? 釣り(渓流)と山。

 釣りは源流、山は藪山、雪山。どちらもほとんど単独行、ただし登攀的なものはできない。
 なーんだ ネクラでマイナーだと言われそうだが、そのとおり。

もちろん皆で行くこともあるが諸々の事情で独りで行くことが多くなり、いつしかこのスタイルに魅せられつつあるようです。

長年、撮りためたためたものを活用しようと、最近のものを織り交ぜながら、気ままにふりかえり日記的な Blog なるものをはじめてみようかと思いました。