山歩き、渓歩き

以前の山のぼり、渓流釣りなどのふりかえりと最近の風景を織り交ぜて。

・・・ホームページ更新予告

2007-12-26 22:13:02 | Weblog
・・・ホームページ更新予告

”深山渓人のホームページ”は現在改定中です。いろいろと多忙?な中

ボチボチ作業していますので

リニューアルサイトオープンは来年になるでしょう(鬼が笑う!?)

ほんの一部の画像です

新サイトトップページはこのような感じですか

転付越え、大井川東俣釣行   11 1996,8,12-16

2007-12-22 20:51:59 | Weblog
転付越え、大井川東俣釣行   11 1996,8,12-16


夕飯の準備をしていると小屋の入口に新たな3人組が現れた。

1人はイワナを1匹だけ下げている。奈良田越えで来たと言う。明日は三国沢を詰め間ノ岳へ向かうと。

 ? 1人どこかで見覚えの有る顔だ。

尋ねてみるとやはり数年前、丹沢・小川谷で山岳渓流釣り集団“むげん”のゲスト

として一緒に沢登りをしたA氏だった。

 紅い地のアロハシャツを着て時代劇に出てくる用心棒風の面構えが記憶に有る。

むこうも“子だくさんの釣り師”と言うことを覚えてくれていたようで、ここから

は急に話が弾みアルコールも進む。

お互いに肴を出し合って品数も増える。

 皆でワイワイ、ガヤガヤ歌ったり写真を撮りあったり夜更けまで焚き火の元で話

し込む。

転付越え、大井川東俣釣行   10   1996,8,12-16

2007-12-22 20:45:07 | Weblog
   転付越え、大井川東俣釣行   10   1996,8,12-16



1時過ぎには竿をもって雨の中をひとり出かける。こんな天気には魚の出も良いと思ったが、風が強く釣りずらい。

昨日よく釣れたところも今日はダメ。アタリも少なくたまにあってもバラシ。どうにか2匹取り込む。

 何とか彼らの手前4人分は釣ろうとどんどん上流へ釣上がる。やっと来た3匹目は竿をもしなる大物、40cmは有る。

その後4匹目を手にしたのは3時半。ここで切り上げ小屋へ戻る。
 
このころには流れる雲間から青空も見えだしてきた。最後の晩餐だ。

彼らはイワナは塩焼きしか食べたことが無いというので刺し身にすることとした。

大物2匹を刺し身に、残りは蒲焼き用に3枚に下ろす

。粗は具だくさんのイワナ汁。

長者ヶ岳、天子ヶ岳

2007-12-15 21:42:23 | Weblog
   長者ヶ岳、天子ヶ岳

この季節は、気楽に富士を眺める山歩きです。

枯葉の落ちた枝越しからも、白く輝く富士が実にきれいに望めます。

田貫湖から東海自然歩道を、長者ヶ岳、天子ヶ岳と回り、白糸の滝方面にくだり

途中から林道歩きで田貫湖を目ざします。これが結構こたえました。

最後は田貫湖を半周して帰途に着きました。

転付越え、大井川東俣釣行  9  1996,8,12-16

2007-12-11 19:18:18 | Weblog
  転付越え、大井川東俣釣行  9  1996,8,12-16

 天気も悪く台風が来そうなので昼ごろテントをたたみ小屋に来たと、土間で焚き火をしていた。こちらも歓迎、今晩は賑やかで暖かそう。

 さて夕食はメニューどおりイワナ炊き込みご飯、と言うかおじやか雑炊だ。残りの魚は塩漬けと合わせ味噌漬けにする。

 彼らのラジオによると今晩台風が通り明日も天気が悪いとのこと。

この分では帰れそうにない。もう1日延ばそう。こう決めると彼らと焚き火をしながら10時頃まで飲む。

夜はぐっすりと休めた。
 15日朝5時、目が覚めたが風まじりの雨が降っている。誰も起きだそうとしない。

そのままうつらうつらし、9時頃梅粥を食べて再び寝る。昼まで寝てまたもやソーメンを食べる。

転付越え、大井川東俣釣行   8  1996,8,12-16

2007-12-10 22:02:29 | Weblog
 転付越え、大井川東俣釣行   8  1996,8,12-16


 今日は1日釣り三昧だ。3人連れはテントから出て河原に途方に暮れたように突っ立っている。

声もかけずに近くの流れで竿を出すがアタリはない。新蛇抜沢のカーブを過ぎると(ここからいつも釣れ出すが)やはり来る。

なかなかの良型だ。どうも瀬尻にいるようだが、2番目の大淵では5匹も来た。後は適当に釣上がるがビクはかなり重たい。

 昼前になると雨足はかなり強くなり大木の下でまたもやソーメンとビール。

時折陽も射すが雨の方が多い。再び釣上がり、滝の沢も過ぎた。

今日でもう大井川での釣りも終わり、明日は帰るのかと思うと型の良い納得のいく釣りをして終わりにしようと思い、
どんどん奥まで詰め大滝にまでたどり着く。途中何度かバラシもあったが上々の釣果だ。

 魚の腹を割く。白子と卵はあらかじめ用意しておいた塩辛用タッパーに入れる。昨日はメスが多かったが今日は雄が多い。

ざーっと数えると40匹ぐらい。後は一目散に河原や林の中を駆け下る。4時半には小屋に着くとあの3人組がいた。

転付越え、大井川東俣釣行   7   1996,8,12-16

2007-12-10 21:59:24 | Weblog
 転付越え、大井川東俣釣行   7   1996,8,12-16

3時半には池の沢に戻り、魚を捌く。卵はどんぶり用に、身は3枚に下ろす。

4時には小屋に入るが、誰もいなくて薄気味悪く、入口近くに陣取る。

 夕食には予て考えていたイワナの卵ドンブリ。後は刺し身にイワナ汁。7時前には寝つく。夜はトタン屋根を打つ雨足が強い。

 14日、5時には目を覚まし、イワナ茶漬けにイワナ汁、塩昆布も少し加えた朝飯だ。雨の中6時には小屋を出る。

転付越え、大井川東俣釣行   6,6   1996,8,12-16

2007-12-10 21:55:54 | Weblog
転付越え、大井川東俣釣行   6,6   1996,8,12-16

腹も好いたので流れの傍でいつものソーメンかきこむ。大きな鉄筋コンクリート造りの橋が最後で車道は終わり、後は川通しに行く。
広河原の手前は大きな落ち込みも有るが広河原は全くのチャラ瀬、しかし林の中の小さな流れの中にもイワナが泳いでいる。

 ここをやり過ごし池の沢から本格的に竿を出す。瀬尻で良型が2匹・・ふと林の方を見ると、人影が見える。
近づいていくと河原で3人休んでいる。空模様も怪しくなってきたし、話し相手に小屋に泊まらないかと聞くが、
どうも小屋の場所を知らないらしく、テントに泊まると言う。
 
小屋まで行かず林の近くにザックを置き、釣具をもって流れに向かう。魚は淵にはいなくて全くの瀬にいる。
尺物を含め7匹を追加。全てメスだった。