AKB48の旅

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”チーム8スペシャルインタビュー”がすごい

2016年12月17日 | AKB
石原真監督自らインタビュアーになっての、チーム8全員のインタビュー映像。2時間35分26秒の長丁場なんだけど、まったく飽きることなく見通してしまった。ものすごく見応えがあった。

なんと言ってもメンバーみんなが心を開いたかの如くに、しっかりと奥深いところまで語ってるのがすごい。語る表情を見るだけでもすっかり打ち解けてるのが分かる。石原氏、どんだけメンバーの内ふとろこにまで入り込んでるんだよという。

そして当然なんだろうけど、メンバーそれぞれが素晴らしく個性的で魅力的。やはり47都道府県の代表としてしっかり選ばれてきてるのだなと納得させられてしまった。敢えて言い放つけど、田舎でくすぶっていた「才能」をここまで世に出したというだけでも、チーム8という企画の、ありがち(というかパクリ?)でいて決してそれだけでは済まなかった、ブレークスルーぶりを実感する感じ。

以下、気づけたところで印象的だったメンバーについて。ちなみにどうしても「秘密の暴露」に偏ってしまうと言い訳。

まず誰よりも大西桃香さんにならざるを得ない。いかにもありがちな父娘関係よろしく、面と向き合っては疎遠のまま、それでも一番アイドルになることを応援してくれていた父親が、チーム8合格直後に亡くなっていたという話には、ちょっと言葉を失ってしまうしかなかった。そうかあ、岡田彩花さんの件もあったことだし、47人もいれば、こういうことだってあり得るんだ。

二人目は下尾みうさんかな。中学受験に失敗していた一方で、いくつも受けていたというオーディションのすべてで受かってたというのには、びっくりと言うべきなのか、さもありなんと言うべきなのか。その中からチーム8を選んだ、その動機が勝ち気そのもので、いかにもアイドルを目指す女の子らしい。

三人目は迷ったけど、失礼を承知で「類型」の代表として岡部麟さん。田舎と中央、自信と挫折、年齢と卒業、そういった典型的な悩みをストレートに語ってくれてた。

トリはベタだけど倉野尾成美さん。やはりと言うしかないんだけど、その意識の高さ、年齢を超越した見識がすごい。センターにのし上がるのには訳がある。