AKB48の旅

AKB48の旅

映画「ビリギャル」

2016年05月03日 | AKB
数学0点だった元SKE48の菅なな子はどうして超難関の名古屋大に合格できたのか? 特別インタビュー
http://www.sankei.com/premium/news/160501/prm1605010035-n1.html

「なな子ろびやおき」の精神力は、今も健在。もしかしたら数年後には『アイドル、公認会計士になる』が出版されるかもしれない。

あははというわけで、その後、原作ではなくて映画「ビリギャル」を見た。とても面白かった。最近の邦画の中では出色のできなんじゃないか。なにより主演の有村架純さんが素晴らしい。この抵抗感なくするりと内懐に入り込めるかのような感触は、間違いなく才能だろうと思う。

話自体はずいぶんと脚色されてる風に感じられたけど、原作を確認してないんで、そこは単なる憶測。ただ何より印象的だったのが、ディテールが大胆に整理されてるだろうところ。この辺りは、邦画がダメになった理由でもあるんだろうとも思うんだけど、ほとんどの邦画が、日本という背景のハイコンテクストに無自覚に取り込まれるというか、そこを無思慮に「説明」で対応しようとするんで、結果的に締まりなくだらしなくなってしまうんじゃないだろうか。逆にそこをさくさく刈り込めるアニメからは、次々に傑作が生まれることになる。

菅なな子著「アイドル受験戦記 SKE48をやめた私が数学0点から偏差値69の国立大学に入るまで」
http://blog.goo.ne.jp/ichthyophagi/e/cae6c33d656066859ceea450f8f24cf5