AKB48の旅

AKB48の旅

安倍総理がワイドナショーに出演

2016年05月02日 | AKB
これはいろんな意味で興味深かった。ホント、お蔵入りにならなくて良かったと素直に思ったし、これをお蔵入りにする勇気のあるテレビ局の偉い人はいないだろうなとも納得させられた。

と言いつつ実のところ、手放しで拍手するというものでもないなというか、昨日の今日ということでもあるし、コメントでもご批判を頂いたところでもあるけど、それでも言いたいのは、正に「行列のできる法律相談所」とのあまりの違いというか・・・。まあ、番組の主旨が違うと言えばその通りだし、それこそ比較は無意味なんだけろうけど。

あくまでも少なくとも私にとってなんだけど、何が問題と映ったのか。

日本国の総理大臣なんだから当然なんだけど、安倍首相の存在感というか、ストレートにそこにいるという事実そのものが、当たり前に番組の場を支配してたと言えると思う。もちろんそれは問題でも何でもない、繰り返しになるけど至極当然のことなんだけど、そんな「場」に、パネラーがどう対応していたのか。

これは名指しして良いと思うんだけど、古市氏の「迎合」。それを大人の対応と見る向きもあるんだろうけど、それは違うだろうと。あるいは編集でそうなったのか、さらには台本もしくは番組サイドの要請があったのか。もちろんそんな「裏側」が分かるはずもない。松本氏も東野氏も、いつになく硬かった。

そんな中、はっきり賞賛させて頂きたいのが、指原さんの「適応」。「迎合」との差はニュアンスレベルと捉える向きもあるだろうけど、そこにある違いは言わば人としての在り方レベルと言い得るんではないかと思う。ほぼ指原さんだけが、安倍総理に「迎合」しようとはせず、その場の正解が何なのかを探り当てていた。つまり「適応」してた。

だからだろう、これまた当然のように安倍総理に名指しで「一番政治家に向いている」と言わしめた。それは決してリップサービスなんかではなくて、即答だったことでも分かると思うけど、指原さん一人だけが示していた資質。政治屋ではなくて政治家の、これは正に資質そのものでもあると思われる。

指原さんが今太閤と評される、ここでもその面目躍如ということになるんだろう。