市さんの自然との対話日誌

里山師、釣師を自称のオヤジが遠州の山間地に3千坪の山林を購入、自給自足を目指し田舎暮らし開始。魚釣、生き者達との対話

岩手渓流釣り その2(渓相)

2011-08-29 15:07:58 | 魚釣り
 区界高原から宮古へ東西に伸びる大河川閉伊川には支流が数多くある。標高1917mの早池峰山の北側斜面を下る支流は上流に行くに従い落差の激しい山岳渓流の渓相であり、北側から流れこむ支流はどちらかというと落差が少なく水量も少ない傾向がある。過去10回以上挑戦し、全てを網羅しているわけではないが、どこの支流にもイワナがいると感じている。
 川に入る人が少なく、どの支流にもクマが出ても不思議はない。実際2年前松草沢の熊沢橋下流の道路脇でクマを目撃した。入渓の際は、鈴や笛などの音のするものを持参し、注意が必要である。

 今の時期、10センチほどの浅瀬でも元気のいいイワナが飛びついてくる。
 

 両岸の緑も気持ちがいい、地元の人はバッタを餌にしているらしい。実際釣れたイワナの腹を割いてみると、バッタや小指の爪の大きさの黒い甲殻類の虫などが入っている。
 

 深瀬には流れの最後尾に餌を落とすと大物が食らい付いて来る。
 

 澄んだ大きな淵では白泡の立っているポイントに着く前に気付かれてしまって、つれない場合が多い。
 

 3mほどの堰堤で以前イワナの滝登りを何度も見たが、今回は落ち込みから少しずれたところで、40センチぐらいのイワナが豪快に1mぐらいの高さまで大ジャンプするのを見た。ものすごい迫力。なかなか釣れない。
 

 遠野の渓流では大型の幅広ヤマメがポイントごとに食いついてきたかと思えば、突然食いが渋くなることが時々あった。地震の影響か?
 

 ヤマメ、イワナの引きの感触が未だ手に残る、楽しい釣行であった。
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