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市さんの自然との対話日誌

里山師、釣師を自称のオヤジが遠州の山間地に3千坪の山林を購入、自給自足を目指し田舎暮らし開始。魚釣、生き者達との対話

メジナの浜焼き

2011-02-28 07:33:04 | 魚釣り
 子供の頃、マダイを竹で編んだ笠のようなもの(調べたら伝八笠というらしい)に挟まれた蒸した鯛を父が土産で持ち帰り、家族7人でつついて食べたことを思い出した。おぼろげながらショウガを入れた酢醤油で食べた様な記憶があり、美味しかったかどうか曖昧だけれど懐かしい。その後50年お目にかかったことが無い。
 石焼き芋用の鍋に冷凍してあったメジナをアルミホイルで包み、芋と一緒に蒸してみた。
 

 あっさりしていて結構美味い。
 

 塩と酒をふってから蒸した方がもっと良かったかな。それと焼き芋に魚の臭いが少し付いてしまった。芋と一緒はよくない。
 ネットで調べたら、瀬戸内地方の名産で『鯛の浜焼き』といって、今でも祝い事などに贈答用として使われるそうな。もともとは塩田の塩の中に鯛を入れ天日の暑さで蒸し焼きにしたという由来とのこと。
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途中で折れた杉の立ち木の伐採

2011-02-27 07:20:10 | 
 一昨年、強風で杉の立ち木が地上8mぐらいの高さで折れてしまった。みすぼらしいので切る事にした。
 

 建物の方に倒れないように、安全のため倒したい方向にロープを張る。出来るだけ高く縄をかけたいので、釣り用のタモの柄を利用して上へ上げた。
 

 倒したい方向に受け口を入れる。
 

 受け口の反対側から、受け口より5センチぐらい高いところに追い口を入れ、チェーンソーが切り口に隠れ、楔が利かせられるようになったら、楔を入れる。
 

 追い口側を更に切り込んでいくと同時に楔を打ち込んでいく。縄が緩んだら張る。木が傾いていきミシミシと音がしだす。途中で折れていない立ち木は重心が高く自重で、傾いた方向に倒れやすいが、折れた立ち木はなかなか倒れない。ミシミシ音が仕出したら、安全に逃げる方向を見定めておく。

 見事倒したい方向に倒れてくれた。
 

 この瞬間の爽快感がなんともいえない。
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大谷山 山歩き

2011-02-26 10:46:22 | 山歩き
 夕日峠の帰り道、作業道とは別に山道があったのでそちらを登る。しっかりした登山道で、少し行くと、頂上に着き大谷山(1009m)の標識。眺望は全く無い。ここで左と右に分かれ道。
 

 しばしどちらにしようか迷った挙句、左に進路を取る。春野と島田の境界の尾根をゆるく下る。左方向に田河内のが木立の切れ目から見える。やはりこちらが正解だったのだろう。
 

 進むにつれて、踏み跡もはっきりしなくなる。熊笹の生い茂る中をしばらく進む。
 

 右下に作業道が見えてくる。しかしなかなか下りられない。僅かな踏み跡を辿ってようやく鉄の階段があり、作業道に出られた。
 

 地図には大谷山の記述が無い。道も全く当てにならない。探検気分の不安一杯の山歩きだった。
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夕日峠山歩き

2011-02-26 07:20:18 | 山歩き
 家山から大井川の西側山々の尾根を北上する家山林道がある。家山の町から曲がりくねった道を9Km程登ると朝日段公園という展望地が有り、東も西も眺望が良い。更に舗装された林道を4Kmほど進むと峠があり、その先に大谷平松線と書かれた作業道がある。
 

 地図には、この西方向に夕日峠と書かれた場所がある。予てから、この名前に惹かれて、行ってみようと思っていたが、行く道がわからなかった。家山林道のこの地点の北側にもいつも工事中の林道があるがそこからは行けなかった。
 大谷平松線を一時間ほど歩くと、前方に小高い山が、大谷山らしい。
 

 作業道と平行して春野町との境界に山道が通っている。やはりこちらの方が気分がいい。
 

 夕日峠の標識もありそれに倣って進むと夕日峠展望地(966m)に着く。味気ない看板と事務的な記帳箱のボックス。興醒め。半分割れた木の看板に居並んでいた。朽ちた木の看板に夕日峠と記されているだけだったらロマンを感じさせるすばらしいロケーションなのに。
 

 東側に富士山が望める。
 

 西側には春埜山、大日山と思しき山々。
 
 果たしてここから夕焼けが美しいのだろうか。でもここで夕焼けを見たら、帰りは真っ暗な山道で、とてもじゃないけどしんどい。
 ここから家山川の源流へ下れる道標があるが、来た道を引き返す。全く人気の無い2時間半であった。


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家山林道でクマタカを見た

2011-02-25 07:45:26 | 生きもの
 2月22日夕日峠へウォーキングに行く為、家山林道を南下する途中道端に車を停めて、カメラを構えている人が居た。以前にも何度か見かけたことがある。3時間後夕日峠からの帰りに、未だ、同じ場所に居たので、遠くに見える富士山の写真を撮っているのかと尋ねたところ、クマタカの写真を撮っているとのこと。望遠鏡と超望遠のデジカメをそれぞれ3脚に据えてあった。覗かせてもらったら、遠くの木の枝に止まり、首だけを時々動かしている、クマタカが確かに居た。獲物を狙う、険しい顔つきがくっきり見えた。羽を広げると2mほどになり、警戒心が強いが、一度は近くに様子を見にやってくるらしい。その時のシャッターチャンスを狙っている、なんとも辛抱強い人が居るものだ。絶滅危惧種で警戒心が強く、人前になかなか現れず、その生態がよく知られていないクマタカの魅力に取り付かれたらしい。
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