「GOOGYA」:1999年・VoL.6
「ラーメンズが、あのレベルで、ネタを作り続けていったら、いつか、おかしくなるでしょうね」
石田ちゃんと共演者達の楽屋での会話より
おかしくなる・・・?
えっ、何がおかしくなるの?
あ~~。私服のセンスがか。
まあ、冗談はさて置き、当初より完璧さを追求するあまり、自分を追い込んで破滅・破壊・発狂を示唆する動きが、無意識にあったであろうか?
自分の思考を有限とし、仕事に対して妥協や譲歩等という、甘っちょろい手持ちのカードを、彼は持っていない。
「今夜は、ブラックジャックをやろうぜ」
「カードは、君のお手製新トランプか?」
「そうそう、これじゃなきゃ、勝負しないよ」
「君のその、ふざけたカードでゲームを一緒にしてくれる奴が、他にいるかよ」
「なんだよぅ~。オレ、漫画家といての肩書きもあるんだぜ。よく出来ているだろう」
「どこがだよ!!」
「ダンガリーシャツの絵が6点、赤のチェックネルシャツ8点、黒のリュック9点、NBのシューズ4点、菅笠カカシはババ扱い、磁器ネックレスが10点、体操着みたいなTシャツ3点・・・」
「わかったわかったから・・・で、このたた目の覚めるような真っ青に塗りつぶしたエースカードはいったい何?」
「・・・ペプシ」
「あは~~?」
「ラーメンズが、あのレベルで、ネタを作り続けていったら、いつか、おかしくなるでしょうね」
石田ちゃんと共演者達の楽屋での会話より
おかしくなる・・・?
えっ、何がおかしくなるの?
あ~~。私服のセンスがか。
まあ、冗談はさて置き、当初より完璧さを追求するあまり、自分を追い込んで破滅・破壊・発狂を示唆する動きが、無意識にあったであろうか?
自分の思考を有限とし、仕事に対して妥協や譲歩等という、甘っちょろい手持ちのカードを、彼は持っていない。
「今夜は、ブラックジャックをやろうぜ」
「カードは、君のお手製新トランプか?」
「そうそう、これじゃなきゃ、勝負しないよ」
「君のその、ふざけたカードでゲームを一緒にしてくれる奴が、他にいるかよ」
「なんだよぅ~。オレ、漫画家といての肩書きもあるんだぜ。よく出来ているだろう」
「どこがだよ!!」
「ダンガリーシャツの絵が6点、赤のチェックネルシャツ8点、黒のリュック9点、NBのシューズ4点、菅笠カカシはババ扱い、磁器ネックレスが10点、体操着みたいなTシャツ3点・・・」
「わかったわかったから・・・で、このたた目の覚めるような真っ青に塗りつぶしたエースカードはいったい何?」
「・・・ペプシ」
「あは~~?」
「あれ?変な菅笠カード混じってる、あ、ババ抜くの忘れてたな。では、勝負!」
「・・ふふ、ブラックジャック! ペプシと首輪カードで上がりだぜ!」
「え~ブラックジャック、すごいなぁ。オレはリュックと赤ネルで17点しかないや。
いきなり、ブラックジャックとはまいったなぁ。」
「だれか、ワタシを呼びましたか~?」
「あ、しゃ、社長~~!」
「オヒサシブリデース。」
「社長、ほんとにブラックジャック、そっくり!目のまわりの黒いところとかも。」
「ワタシ、昔、カジノで鍛えてたから、ポーカー得意です。」
「よし、じゃあ、今度はポーカーで勝負!」
「レイズ。」
「お~~、なつかしぃ~~。」
「勝負に出るぞ。スリーカード。」
「うわ~ダンガリー3枚、キツイなぁ~笑
しかし、ぐふふ、こっちはこれだ、どーーだぁ!!」
「げ~~ダンガリー、赤ネルシャツ、黒リュック、体操着にペプシ!
賢太郎ロイヤルストレートフラッシュとキタか!!負けだぁ!」
「ほんとにこれだけ揃ったらこわいものなしだよな。
石田ちゃんが、おかしくなっちゃうんじゃないかの問いに、
『パンクすることはないだろう』って答えてた意味がわかったよ。
あれは服がおかしくなるだろうが、パンク・ルックには
ならないだろうってことだったんだ!
逆の方向だけど、ホント凄いよなぁ彼。」
「アハハ、賢太郎のパンク・ルックねぇ~。シロタイツ・ルックもあったよなぁ。」
「それ、トランプの2点ですよ。」
「うわ、最低か?かわいいのに。」
「それよりさ、今度は『かるた?』をやろうよ。新カードで。
黒いカードは「犯人」じゃなくて「リュック」赤は「ネルシャツ」
コカコーラとポカリのカードだけじゃなくって
ただ青い新しいかるたは読み札「ペプシ」だからね。
「寒ーーい!」