マジカル・ミスってるツアー

MMT社
猫と水どうとするめイカ面達との非常識の中の常識的日常

形而上学的ヒョンジュン

2011-08-10 14:02:17 | 山P他多数するめイカメンクラブ
2011年、ヒョンジュンは、形而上学的な舞台で、聖水の様な汗をかき完璧なダンスをする。
歌にあわせて軽く口角を上げ笑いかけるが、虹彩が見えないほど散瞳が生じ瞳孔径は果てしなく大きく黒く、地の果ての暗黒のようだ。


「もう随分と踊り続けているよね」

「歌唱力があまり無いからね。ダンスで誤魔化さないと」

「疲れないの?」

「うん、君の見ている僕は、形而上学的ヒョンジュンだからるね」

「ああそうか、昨夜は6年前の君を見てたよ。不安をかき消すため必死で踊ってた。あまり上手じゃなかったけれど」

「あり得るね」

「あれから、ずっと何かに取り付かれたように、踊り続けている。小人と契約でもしたのかな?」

「形而上学的踊る小人か・・・。まあそれもありかな」

「じゃあ、踊りの代償として、君は小人に何を差し出したの?」

「君は分っているだろう」

「・・・睡眠か」

「僕の睡眠は、事実上小人が眠るという行為だ」

「君自身は、いつから寝ていない?」

「さあ、いつからだろう。覚えていない」

「他に選択肢はなかったの?」

「僕の負けず嫌いな性格知ってるよな。勝つ為なら睡眠くらい幾らでもくれてやる」

「たとえ闇しか見えなくなっても?」

「たとえ闇しか見えなくなっても」


深夜遅くなっても外気温は一向に下げる気配はなく、ただ、暗闇に冷房気器具から出される機械的なうなり音だけが響いている。

そんな真夏の夜の闇は、彼の大きな瞳と重なる。



最新の画像もっと見る

1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
小人とヒョンジュン (yo-ちん)
2011-08-14 16:08:06
また本日も猛暑の中、アジア各国をドサ回りしているらしいヒョンジュンと
大都会でアスファルトと共に溶けそうになっているであろうma-ちんの身を案じつつ、
遅ればせながらレスさせていただきます。
カク言う私も、暑さで脳みそが溶けそうになっているので、乱文、お許しを。

え~っと、何度も読み返したこの「形而上学的ヒョンジュン」のスレッド。
ヒョンジュンは小人と出会ったとき、きっと
「あんたは何度でも勝つことができる、しかし、負けるのはたった1度だ。負けたらおしまいさ。」
と言われたに違いない。
彼のしゃかりきでがむしゃらな努力の姿を見ていると、
小人との睡眠時間の取引や勝負の契約の存在を確信してしまう。

形而上学的舞台では、目に見えるカウントダウンやダウンロード、オリコンチャートなどでNo.1になることは重要ではなく、
彼が力説してたオンリーワンになるという孤独で大変な戦いを日々しているのだろうな~と感じる。
いや、オンリーワン、とは言っても、結果として明らかな韓国歌謡界ナンバーワンの立ち位置をゲットするために、
シングル発表の時期を遅らせてでも、ダンスや歌の完成度を上げようとしたのか。
つまり、オンリーワンの中にナンバーワンも軽く含まれると。

ファンである私は、彼にほんとは何を求めてるのか?
1番の彼?世界一、宇宙一の彼?
ビョンホンも他の興めた漢たちも、気づいたらもう凄い人気で、
百人規模のファンミも夢のまた夢、という状態になっていた・・・。

うーーん、私は、彼の完璧な踊りや歌を見たいわけではなく、
彼のそばでほお杖つきながら、うっとりと、彼が踊ったり休んだり歌ったり笑ったり
気ままなおしゃべりをする姿を眺めていたいだけなんだけれど・・・
そしてその彼のそばにはイジワルなマスコミのインタビュアーじゃなく、
気心の知れたSS501のメンバーたちがまわりにいて、
共に踊りを切磋琢磨したり、くつろいだり
・・そういう姿が見ていたいのに・・・。

でも彼はそういうメンバーも今はライバルと認識して、1歩でも何歩でも前に出て、
大先輩のヨン様でさえ、追い抜いていこうと、日夜「どうすれば・・」と考えて、
世界とつながっているひとつの空、真っ暗なブラックホールのような闇を見つめて、
自分自身を投影してもがいているのかな~。

なにしろ、せつない。

・・・小人さん、私の何を差し出せば、儚い夢をかなえてくれますか?
過去の彼を愛しているとしたら、これはもうかなわぬ夢・・形而上学的な愛・・・。

現代の利器のおかげで、いつでも過去の映像に飛べる状態にあることを感謝すべきなんだろうね。
原始時代の村単位の集落から出られない時だったら、
村の中でしか漢との出会いはなかったのでしょうから・・・。
あーーほんとに何を言いたいんだか・・?ごめんなさい
返信する

コメントを投稿