まつかぜ日記

暮らしの中で思うこと

くぎ煮

2006年04月03日 | 好きなもの
姫路に嫁いだ友人が、今年も手作りの『いかなごのくぎ煮』を届けてくれました。
いかなご<玉筋魚と書くそうです>
友人の話では毎年2月の末頃、漁が解禁になると魚屋さんやスーパーの店頭に山盛りのいかなごがキロ単位で売られるようになり、春の風物詩なのだそうです。
「くぎ煮」はお醤油とお砂糖で作る佃煮で、出来上がりの姿が古釘に似ている事から名付けられたとか。
決して釘を入れて煮ているからではありません。(初めて頂いた時、私はてっきり釘を入れて作っているのだと思っていました。苦笑)

シラスの佃煮は幼い頃は大・大好きなおかずの一つでした。
しかしこの友人のくぎ煮は、そんな昔の"美味しい思い出"を遥かに上回る美味しさなのです。
市販の物にはない柔かさとやさしい味にいつも感動しています。
暫くは、あつあつのご飯とくぎ煮が楽しみな毎日が続きます。感謝!

余談ですが、姫路の郵便局では『いかなごのくぎ煮』専用EXPACKがあるそうです。取扱注意のオリジナルシールの他に、この密閉容器とビニール袋も付いているそうです。(かなりお徳です!)この季節、沢山の『おいしい春の風物詩』が日本中に届けられているのですね。