まつかぜ日記

暮らしの中で思うこと

緑のひかり

2006年04月10日 | 散歩の途中
今週はずっと曇り→雨→曇りのお天気だそうです。
今日も雨。でも冷たさは少し和らぎ、まろやかな小雨でした。
外では厚い雲の下でも、小さな若葉が瑞々しく輝いていました。

丸いハートの形の葉っぱは桂の木。
日ごとに大きくなっているのが判り、この雨は新しい命を育てている恵みの雨なのだと、実感します。

桂の木の実は豆のように鞘を持っていて、すぐに目に止まるのですが
その花は実際に見た事がありませんでした。今年も機会を逸してしまいましたが、松本の美しい景色を撮られているmt77さんのブログで見る事が出来ました。小さな赤い花、来年はきっと見つけてみよう。


こちらはハナミズキのつぼみ
今にも開きそうに膨らんでいました。
街路樹のハナミズキ、4枚の花びらをこんな風に重ねていたのですね。今まで気付きませんでした。
しみじみ眺めていたら、鎌倉・豊島屋さんのらくがん『小鳩豆楽』を思い出してしまいました。包みの形が似ているような…(苦笑)
いつもながら、つい食べ物の方へ引き寄せられてしまう自分にあきれます。

ついで、と言うのでもありませんが・・・
今年お初のフキ。
透明な若草色にしばしウットリとしてしまいました。
毎日の食事の支度は楽しい時ばかりとは言えない私ですが、
一瞬のこんな美しい色と出会える喜びは他にはないナ、とも思うのであります。