場所:和歌山県和歌山市西18番地の1 交通遊園
保存されていた車両:南海モ217
(2013年10月13日訪問)
和歌山市内の交通遊園に保存されている車両です。和歌山電鉄交通センター前駅のすぐ横にあります。
この車両は1937(昭和12)年に製造され、南海電鉄平野線(大阪市)で活躍しました。1980(昭和55)年に路線が廃止されたため廃車され、ここに保存されました。
屋外で屋根の無い状態で展示されていますが、状態はおおむね良好です。ウインドウヘッダーから下のみ色が濃くなっていますが、これは2012~2013年の間に部分的に補修したためと思われます。
車内も見学出来ます。椅子は木板がむき出しですが、現役当時からこうだったのでしょうか。
現役の和歌山電鉄車両との並び。このように、交通センター前駅のすぐ横にあります。
交通遊園は9~17時の開園です(2013年10月時点)。それ以外の時間は車両を間近で見る事は出来ませんが、周囲の道路や駅からも見えます。
※2024年2月20日追記
この車両は老朽化のため撤去されたそうです。撤去時期は2024年2月です。どこかで再利用される可能性はありますが、すでにこの場所にはありません。
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