保存鉄道車両巡りの旅2

鉄道車両の静態保存車を紹介するブログです。

(撤去済)八雲町山崎 切断されたキハ56

2022-09-28 01:40:00 | 今は亡き保存車


場所:八雲町山崎8 会社敷地内
保存されていた車両:キハ56-144
(2012年9月27日訪問)

八雲町のとある会社に放置されている車両です。1両が真ん中で切断された状態で置かれています。


物置に使われているらしく車内には資材が放り込まれています。ベンチレーターや一部のガラスが無く、切断された断面は特に手を加えられることなくむき出しになっているなど荒れ放題です。
このキハ56-144は1967(昭和42)年に苗穂に新製配置されて以来、1995(平成7)年に廃車になるまで苗穂を離れることはありませんでした。最晩年は急行宗谷への増結や団体列車で活躍しました。


妻面に残る「144」の番号です。1が消えかけているため44に見えますが、トイレ窓など車体の特徴から144で間違いありません。

この車両が置かれている場所は、JR函館本線山崎駅から直線距離で約2km離れています。国道5号線やJR函館本線よりは山側にあり、道央自動車道よりは海側にあります。
町道沿いにありますが、周囲に分かりやすい目印はありません。この車両より300m程離れた所に「花浦山崎墓地」の入り口がありますので、それが唯一のかと目印かと思います。

2017年10月29日 現存を確認

 

※2024年2月20日追記

この車両は撤去されたようです。撤去時期は2022年初頭頃と思われます。


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