場所:鹿追町緑町3丁目 鹿青公園
保存車両:北海道拓殖鉄道8622、トム(番号不明)
(2011年8月4日訪問)
廃線になった北海道拓殖鉄道で活躍した8620です。鹿追駅があった場所に近い公園で保存されています。
昭和3年の開業時に自社発注された機関車で、昭和43年の廃線時まで在籍しました。8620の私鉄自社発注機はこれが唯一の例です。
国鉄とは異なる形のデフレクターやすごい鋭角のスノープロウなど拓鉄独自の装備もありますが、機関車全体の雰囲気は古典機らしいすっきりとした印象です。
8622の後ろには拓鉄で活躍した貨車が置かれています。
現車の標記や刻印が無いので車番は不明ですが、形態的にトム201~208のいずれかではないかと思います。
屋根付きで大切に保存されています。
この場所ですが「鹿青公園」という名称は地元での認知度が低く、道を尋ねる場合でも通じないかと思います。
付近には北海道拓殖バス鹿追営業所がありますので「拓バスの車庫」「拓鉄の駅だった所」と尋ねればスムーズに進むかと思います。なお地元の方は「拓鉄(たくてつ)」「拓バス(たくばす)」などと略して呼んでいます。
2019年8月29日 現存を確認
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