ばばちゃんのおっちゃんの日本語の先生への道

日本語の先生になろうと一念発起いたしました。

その5

2016-05-02 07:15:59 | 8.ベトナム語独習
PDICの話
 前回の学習時は、MicrosoftのIMEが、まだ確立されていない頃で、ベトナム語に関しては、やっと、「Unikey」が日本で一般化しかけていた頃でした。従いまして、ネット上に存在している資料は、それぞれ独自のやり方で、アルファベットを表現されていましたので、PC上で利用するときには、「Unikey」用に変換したりしていました。
 また、OCMソフトも有りませんでしたので、取り込んで自分の資料にするためには、手間も時間も掛かりました。
 PDICも、丁度その頃、Unicodeの仕様に変わりました。もうかれこれ10年前になるでしょうか・・・・・

 随分資料収集の環境が改善されていますので、「検定試験」用の学習はそっちのけで、環境整備の方にのめり込んでいます。6声、母音の記号のないベトナム語から、本来のベトナム語を探す良い方法がないかと思案しています。

PDICの話をもう少し致しますと・・・・・・・
 速いスタートアップ。高速のパーフォーマンス。多数言語同時使用可能。語彙の追加が可能。メモリーの使用量が少ない。
 海外で仕事をしますと、どうしても当該国の専門用語が必要になりますので、通常、専門用語の単語帳を作って対応するわけですが、市販の辞書と二本立てになります。また、どうしても見つからない時は、日本語・英語の専門辞書も必要になります。それぞれの辞書を購入して、同時に、PCで運用しようとしましても、費用がかかりすぎますし、パーフォーマンスもあまりよく有りません。その時見つけたのが、PDICと言う辞書検索ソフトの存在でした。
 丁度、「英辞郎」の第1版が、リリースされた頃でした。価格も安く、PC上での一般的な辞書も必要でしたので購入し、ネット上の専門用語を取り込んで、私専用の辞書が出来上がりました。
 
 その後、専門用語含みの日中辞書、同様のインドネシア語、ベトナム語というように続きました。最近では、ネット上にオンライン辞書が沢山ありますので、工夫すればダウンロードできます。語彙が数万語ありましても、瞬時に取り込むことが出来ます。

 ただ難点は、他人様の個人的な資料を頂戴しますので、正確さに欠けることで、校正・編集・推敲しようとしますと、それは、それは、膨大な時間がかかります。
 他人が使う訳でもなく、ご自分が使う場合は、その点を心得ていますので、何とでも、利用の仕方が有ります。と言うことで、許容の範囲内で使うことが出来ます。

 昔と違い、最近では、ネット上にオンライン辞書が沢山ありますし、OCRソフトを使って取り込むことも出来ます。PCも、どの言語にも対応できるようになっています。入力用のキーボードも、それぞれハードで準備しなくてもネット上にソフトキーボードとして公開されていますので、それを利用することが出来ます。

 これからの方は、どうしても海外とのつながりが必要になってきますので、これらのテクニックを身に付けることによって、ご自分のパーフォーマンスの向上を図れること間違いなしです。

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その4

2016-04-30 06:22:25 | 8.ベトナム語独習
例えば
 やはり、昔の仕事の癖が残っているのでしょうか、先ず概観して、どこが問題か、そして、どれが重要か、プライオリティーをどうするか、及び、手を付ける順番をどうするかがどうしても気になってきます。
 通常皆さんは、どんな入り方をされるのでしょうか。まずは重要で、直ぐ身につくものから、始めるのではないでしょうか。

 私が思い浮かべるアルファベットの発音のイメージとベトナム語表記のアルファベットの発音の間には、随分隔たりが有るようなので、差のあること、そのヒントを、頭に叩き込むことが必要だと考えます。

例えば、
 「xとs (≒サ行)」、「chとtr (≒チャ行)」、「dとgiとr (≒ザ行)」、「c、k、qu(≒カ行)」は、同じ発音だそうです。
 「th」、「kh」、「ngh」、「th」の「h」は、韓国語の激音のような発音であり、息を吐き、「h」の付かない「t」「k」「ng」は、濃音のように、息を吐かないようです。この辺の感覚は、韓国語を勉強した方にはわかりやすいでしょうが、そうでない方にはピンと来るかどうか分かりません。
 「đ」は英語と同じ発音で、ダ行ですが、「d」はヤ行の発音となるのだそうです。
 更に、北部と南部では異なる場合もあるそうです。南部では、「r」は、ラ行であったり、「d」が、ヤ行であったりもするそうです。

 ここで気になりますのは、日本語を教える場合、無思慮で、「50音表」の「ら行」を、ローマ字の「r」で教えますと、北部の人に対しては、「ザ行」の発音を教えていることになるかもしれませんので、50音表の「ら行」は、「la, li, lu, le, lo」の方が適切かもしれません。
 更に、6声調。11種類の母音。そして、声調の記号と母音の記号が重なり合いますので、とっさには判断できませんので、これはもう訓練しかなさそうです。
 今回気がついた点に、母音に付く記号(短音記号/ハット記号/ホーン記号)が、「a,i,u,e,o」全てに付くのかと思っていましたがそうではなく、母音自体が全体で11種類、そのうち記号付きが、6種類ということが分かりましたので、焦点がだいぶ絞れることが分かり、何とかなりそうな気がします。

 しかし、これらを表記する場合はどうするのでしょうか?正直にやっていますと、結構時間がかかってどうしようもないと考えます。特に外国人に取りましては、・・・・・・ 機会があったら尋ねてみます。
 
 それぞれの単語を憶えるにしても、目だけは、覚えにくいので、耳で聞きなさいと池谷博士が言っています。スマホの単語記憶用のアプリ(目だけで回答します)が有りますが、いくら正解していても、目的のものが、書類になっておれば分かるでしょうが、会話に使おうとしますと、どうも、遠回りのような気がします。発音の正確度を向上させてから、口に出して回答する方が、記憶に残りやすいように思います。

 とにかくは、「ベトナム語会話超入門編」を、発音しながら、私なりに理解しようとします。(このサイトのベトナム語には、声調、母音の記号が付いていません。)
 見つかりました。冨田健次先生の「みんなの越日辞書」の「アルファベット入力」で、類推される単語を列挙してくれます。
 みんなの越日辞書
  http://vjdic.net/index.aspx

 しかし、実際に使ってみますと、何でもかんでも探してくるようで、表示してくれるデータが沢山有り過ぎて、私の探しているものがどれか全く見当がつきません。私のレベルでは、単語一個一個で示していただくほうが分り易いのですが、・・・
 中国語の単語を憶える時は、通常は、漢字一個に、発音が一種類しかないのですが、例外的に、同じ漢字で、二つの意味がある場合、その意味に依って発音が二種類ありました。逆にそういうものだけを取り出して、重点的に憶えたことが有ります。
 そういうことに倣って、同じスペリングで、発音の違うものを重点的に集めようとしましたが、今の段階ではいい方法が見つかりません。





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その3

2016-04-29 06:14:59 | 8.ベトナム語独習
発音
 ネットサーフィンを続けていますと、駐在員必見「必ずものになる体験的勉強方法」というのにヒットしました。
 曰く、実務は英語で済みますが、街に出ますと、話し相手に、正しく聞き取ってもらわないと、飛んでもないことが起こりますと。同感です。
 彼の場合は、外国に行ったからには見聞を広めたいと、アチコチお出かけのようですが、目的地を正しく伝えないと・・・・・
 と、言うことで、「発音が大事ですよ」と教えています。

  私もその通りだと考えます。私も、韓国語の濃音、激音の区別が明確になるまでは、話題が、あっちへ行ったり、こっちへ行ったりしました。
 ただ、指導者がこれをやり過ぎますと、学習者が学習意欲を無くしそうなので、何か、代わりにやってくれるITデバイスを紹介できれば良いと考えます。




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その2

2016-04-28 07:13:15 | 8.ベトナム語独習
ベトナム人向けの日本語入門サイト
 先ず、ベトナム語学習について要約したものがないか当たってみましたところ、「ベトナム語会話超入門編」と言うのが見つかりました。

 しかし考えてみますと、ベトナム人向けの「日本語会話超入門編」というのも有ってしかるべきと考えますが、どうなのでしょうか? ある程度、日本語のアウトラインが把握できれば、最初の敷居が低く感じるのではないのでしょうか。

 いつも、残念なことなのですが、初めての方には、日本語とは大体こんなものですよと説明したいのですが、共通の言語が有りませんので、いくら、説明したくても、伝えることができません。
 やはり、皆さん同じ考えのようで、てくてく日本語教師会さんが提供されています「こんにちは、にほんご」においても、「日本語の特徴」と言う記事が、最初に有ります。

 日本語をマスターした方が、ご自分の経験も踏まえ、母国の方に説明したほうが、伝わりやすいと考えますので、今後は、彼等の助けになるウェブサイトを探したり、紹介してもらったりしたいと考えます。

 今回、自分のことよりもそちらのほうが気になり、それらしきものをあたってみて、次のようなものがヒットしました。私の考えているものかどうか分かりませんが、どうでしょう。本当は、個人のサイトのほうが良いと思いますが・・・・・・

 ベトナム人コミュニティ(在日・在越) ←大卒の方向けのサイトのようです。
  http://betonamujin.com/

 楽しい日本語 ←スカイプを経由して各国語のオンライントレーニングサイトのようです。
  http://daytiengnhatban.com/

 10 WEBSITE HỮU ÍCH CHO NGƯỜI HỌC TIẾNG NHẬT ←在越の日本語学校のHPの一部
  http://akira.edu.vn/website-huu-ich-cho-nguoi-hoc-tieng-nhat/

 やはり、ベトナム語が分かりませんので、深く突っ込んで調べることができません。




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その1

2016-04-27 06:32:48 | 8.ベトナム語独習
ベトナム語学習
 ベトナム語は一度本気で勉強したことが有りました。しかし、ベトナム関連の実務を離れてからは、モチベーションが低下し、以後、手付かずのままになっています。

 日本語教師の道を志して、やっていますと、日本語を話したいベトナム人が、日本に結構沢山いらっしゃる事が分かりました。また、母語の特性や国民性に依って、どうも、その効果が上がり難いことが分かって来ました。今後、彼等の相手をする機会が有るかも知れませんので、頭のトレーニングも兼ねて、本気でやってみようかなと考えました。

 「Ank」アプリに使い方もマスターしたいという気持ちもあります。

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