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幻の詩集 『あまたのおろち』 by 紫源二

幻の現在詩人 紫源二 の リアルタイム・ネット・ポエトリー

恋に落ちた 2020. 9. 11

2020-09-20 17:00:00 | Weblog

僕はわかっていた
ありえないこと
絶対ありえないことだと
だからぎりぎりまで
耐えていた
平常心を
保っていれば
大丈夫だと
高を括っていた

でも突然
僕は
恋に落ちた

その瞬間
自分でわかった
もうどうしようもないことを
自分で自分の感情を
もうコントロールできなくなった
その瞬間から
それは勝手に
ますます僕を
深みに引きずり込んでいく
どんどん深くなって
闇もどんどん濃くなって
もう何も見えない

あなた以外
もう何も見えない
もう何も
あなた以外何も
想像できない
ほかのことを
考えることもできない

僕はただあなただけに
飢えを感じ
乾きを感じ
そして
決して報われることもない

僕は自分でよく知っている
これは絶対に
報われることのない
永遠の渇望だということを

あなたは僕に魔法をかけた
そして僕は
破滅するだろう

バラバラに
解体されるだろう

跡形もなくなるくらい
粉々になってやっと

僕が消えれば

やっとあなたを忘れられるかもしれない

ほらわかるだろ!

あなたはついに

僕の全てになった!

そのことを僕はあなたに証明し
あなたに
告白する
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 


アリガトウ、アリガトウ、龍神さま 2020. 9. 6

2020-09-06 23:22:00 | Weblog

未曾有の大型台風10号は行ってしまったのでしょうか?
夕方、超眩しい太陽をずっと見つめていました。
そうしたら龍神さんが現れました。
最初はハッキリしないワニみたいだったので
「ワニみたいだなー。もっとハッキリ現れてよー。有名な龍使いの先生はたくさんいるけど、私に現れてくれる龍神様だって気品があるんだから…」と思ってると、みるみるこんな風にちゃんと姿を現わしてくださいました。
「アリガトウ、アリガトウ、アリガトウ…」と早口で100回くらい言いながら、
「おー! さすがー! カッコイイ! すごいねー!」とずっと空を見上げながら話しかけて、歩いてました。
誰か、はたから見た人は、頭がおかしくなった人が歩いていると思ったでしょう。(笑)
今日は仕事で、とても腹が立つ、悔しいことがありましたが、龍神さんが出てきて励ましてくれました。
 







 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 


 
 
 
 
 
 
 
 
 
 


僕はどうすればいいのだろう? 2020.9.3

2020-09-06 13:51:00 | Weblog

僕はカラスの子と一週間あまり暮らした
それはそれは充実した楽しい日々だった
カラスの子は僕に懐いて
可愛かった
でも僕は
いつかこの子を野生に返すのだからと思って
ベタベタには可愛いがらなかった
カラスの子は僕の手をつついてきた
とても嬉しかった
両手で抱きしめてキスをしたかった
でもやめた
人間を好きになったらいけない
この子は野生に帰るのだから
一定の距離を置いて
絶対に死なないように見守った
エサをやり
水を飲ませた

今思えば
もっと可愛いがってやればよかったと思う
そうすれば
もっともっと仲良くなれた

これからもし
カラスではなくて
もっと違う生命体が僕のそばにきたら
僕はどうすればいいのだろう?

永遠に一緒だと思って
全身全霊で
愛してもいいのだろうか?
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 


これって、もしかしたら、母船? 2020.8.30

2020-09-06 13:48:00 | Weblog

これって、もしかしたら、母船?

カラスや龍さんとは仲良しだけど、宇宙人はなかなか来てくれないな、と思ってたけど、ついに迎えにきてくれたか?

遅きに失した感ありだけど

 

あのどこでもいいです連れて行ってください地球外に騙されて見世物にされてもいいですからとりあえずは地球から出たいです

 






 
 
 
 
 
 
 
 
  
 


 

 

 

 

 

 

 

 

 



二体の龍神様 2020.8.27

2020-08-28 01:50:00 | Weblog

今日も二体の龍神様が現れてくれました。

龍神様は空を飛んでいますが、いつも姿を現しているわけではありません。むしろ、いつもは見えないようになっています。私が空を見上げると、私に姿を見せるために雲を使って見えるようにしてくれます。

 






 

 

二体目の龍神様は、頑張ってかなり長い間姿を表してくれたので、私は空に向かっていろいろと話しかけていたのですが、その間、通行人が3、4人通り過ぎました。私が空に向かって何か話しているのを見て、通行人は不可解に思ったことでしょう。笑

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 



恋は肯定と否定 2020.8.26

2020-08-28 01:45:00 | Weblog

恋は肯定と否定
デジタルであり
その差が無限大に拡がって
魂を揺さぶる

0と1の間で無限にクロックする
電差の間隙
否定と肯定の間には何もない
ミクロの真空の間をクロックするスピードが
速くなればなるほど
恋の熱は上がり
想いの速度は加速し
単位時間あたりの到達距離が長くなる

あなたは女で
私は男
プラスとマイナスの電差が
無限大に拡がって
接触した瞬間
核融合し
スパークする

肉体の回路だけでなく
脳神経の回路にも電流がスパークすると
肉体は粉々になり
二人は夢見の世界に投げ出され
浮遊する

恋は抽象
具体的なものは何もないから
手で掴めない
ただ
想いによって
あなたの虹色の髪を愛撫し
芳香の唇にキスをする

想いのエネルギーが増すと
質量の二乗になって
引力が増大する
肉体が合わさっても
二人が別々な限り
引力は想いを遂げることができずに
一体になるまで求め続ける

肉体は想念に支配されて
存在しなくなる

二人の想念は一つになり
エクスタシィーの合一の中で
怖いもの知らずになる

魂は爆破され
木っ端微塵に粉々になる

肉体は無限大に重たくなって
重力の底無し沼の中に埋没する

重力とは愛の換言だ
ブラックホールの砂時計に肉体が吸い込まれると
二人の身体は一つになり
1ミクロンの砂つぶの大きさになり
やがて超新星爆発の光を発して
消えてしまう

あなたは私であるのに
それなのにまだ
あなたはあなたであり
私は私だ

私にとってのあなたが
もし存在していなかったとしたら
宇宙はつまらないものだったろう
そこには
無限の方程式は存在しなかっただろう

あなたがいたおかげで
宇宙に無限の方程式が生まれた

天才的数学者はそれを解くが
詩人はその解の中に
勇敢に踏み込んでみる

そこに見える鏡の世界は
美しいあなたの姿形を映している

私にとって
それが全宇宙であり
理解不可能な神秘だ

詩人にできることは
それを解釈を交えずに
ただ賛美することだけ
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 


誰かがジュリアという名前の女性と恋に落ちた。2020.8.26

2020-08-28 01:43:00 | Weblog

誰かがジュリアという名前の女性と恋に落ちた。
ジュリアという名前は、私がかつてインドで出会った女性と同じ名前で、そのことについてFacebookにも書いたことがあるが、誰も読んではいないだろう。
ユーリア・ホフマンスタール。
ホフマンスタールはドイツの詩人の名である。
ロマンチックな詩を書いて一世を風靡したが、第二次大戦後はすっかり時代遅れになってしまったようである。何故なら、「アウシュビッツ以降、詩を書くことは野蛮である」とアドルノが言った、そのアウシュビッツ以前の文明的で上品な詩の筆頭だと思われたからかもしれない。
でも私がたとえばもしジュリアを想う彼を代弁して詩を書くとするなら、もしかしたらホフマンスタールのような詩が一番ぴったりとするのではないかとも思う。
ホフマンスタールもアドルノもユダヤ人だが、アウシュビッツ以降、民族の浄化をしっかりと見つめたまま、たじろぐことなく美を謳った詩人、パウル・ツェランもユダヤ人だ。
私は世界の片田舎の日本に暮らす凡夫だから、別段、世界史に残るような詩を書こうと企てているわけではない。ただ、ジュリアに対して彼が寄せる想いを私が共感して詩を書くとしたらどのような詩がいいのだろうか? と考えてみると、まず思い浮かぶのがホフマンスタールだった。そして、アドルノのあの名言が脳裏に浮かび、そして、私の中では“アウシュビッツ以降”の最高の詩人としてパウル・ツェランが思い浮かんだ。
パウル・ツェランの詩の中には政治があるように思う。
詩は政治を超越している。でも詩人は政治に翻弄される世界にも生きている。たとえ世俗を捨てて宗教的生活に身を捧げたとしても、政治的世界から全く切り離されることはできない。
ただの恋の歌をロマンチックに謳うことは、現在の世界情勢の中では“野蛮”なことなのかもしれない。
“野蛮”という言葉には原始的であると同時に、残酷というニュアンスが私には感じられる。
無実の罪で死んで行った戦争の犠牲者達は、ロマン派の謳うロマンチックな理想の世界に生きることはできなかった。
何故か?
政治に翻弄されてしまったからだ。
政治によって我々は理想的な社会を実現するのだ!と言っている政治家たち。たとえばヒットラー。彼はその理想とは真逆の結果を招いた。
たとえば“恋”ということを考えた場合でも、政治とは無関係ではあり得ない。それがもし国際的なものだとしたら、なおさら政治が大いに関わってくる。
西洋と東洋は出会った。戦争で戦い、文化的に交流し、経済は国境を越えた。そして宗教も、たとえばアメリカのカウンターカルチャーの中で出会った。
日本人の私も、いろいろな国の人と出会った。
そして今ではインターネットを通じて、国境を越えていろいろな国の人とお友達に簡単になれる。
これからは、日本語という決して国際化されない言語を通して、どのように私的な詩情を他言語の人に伝えられるのかを、私は少しは考えてみる必要がありそうだと感じる今日この頃なのであった。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 


超然庵独り言ライブ(1)YouTube のお知らせ

2020-08-27 21:06:00 | Weblog

『超然庵独り言ライブ』と称して、思いつくままに語ってみました。
YouTubeに投稿してみましたので、お時間がありましたらご覧ください。
(インドグル、マイトレーヤ、カリフォルニア、スピリチュアル・スーパーマーケット、エサレン、ヒューマンポテンシャルムーブメント、アフターコロナ、などについて語っています。)
https://youtu.be/M0PfQhIZG60
 
 
 
 
 
 
 
 
 



2020.8.16 のニ体の龍さん

2020-08-18 22:53:00 | Weblog

今朝もニ体の龍さんが私を見送ってくださいました。
毎日のことなので書くのやめておこうと思いましたが、一応載せておきます。
docomoビルの後ろに現れた龍さんの写真は、とてもシュールだと思います。
写真は見やすいようにコントラストなどを加工してあります。
 












 
 
 
 
 
 
 
 
 
 



ブックカバーチャレンジ12〜17冊目『脳をあやつる分子言語』 『麻薬・脳・文明』 『脳と心の正体』 『心は脳を超える』 『神経政治学』

2020-08-17 12:01:00 | Weblog

ブックカバーチャレンジ、121314151617冊目。


『脳をあやつる分子言語』

知能・感情・意欲の根源物質

大木幸介 著

講談社ブルーバックス

昭和54520日第1刷発行


『麻薬・脳・文明』

物質から精神を解明する

大木幸介 著

光文社 KAPPA SCIENCE 

1990930日第1冊発行


医学博士である大木幸介教授は化学系出身であるが、論理物理学の量子論を学習し、それを触媒や生命、あるいはそれらの最も複雑な体系としての人間脳のメカニズムの探求に応用する。著書として『量子化学入門』(ブルーバックス)、『分子薬理学』、『ドラックデザイン』など多数ある。

『脳を操る分子言語』の著者紹介より。


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『脳と心の正体』

ワイルダー・ペンフィールド著

塚田裕三、山河宏 共訳

文化放送

1977130一日第1版第1刷発行


ワイルドペンフィールド

1891一年アメリカのワシントン州スポケーンに生まれる。プリンストン大学を卒業してさらにオックスフォード大学ジョンズ・ホプキンス大学に学び哲学、神経生理学、神経解剖学を収めて1921年脳外科医となる。

てんかんの治療に関する発見で知られる脳外科の世界的権威でカナダのマギル大学教授及び1930余年に自ら創設したモントリオール神経研究所の所長を長く務めた。197645日死去。その医学的業績は古典として高く評価されている。著者略歴より。


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『心は脳を超える』

人間存在の不思議

ジョン・C・エックス /ダニエル・N・ロビンソン 著

大村裕 山川宏 雨宮一郎 訳

紀伊国屋書店


1989228日第1冊発行

1903年オーストラリアのメルボルン生まれ。20世紀における脳研究のパイオニアの1人。1963年に抑制性シナプスの発見による功績でノーベル医学・生理学賞受賞。オーストラリア国立大学教授をはじも多数の大学で要職を歴任。

著者略歴より。


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『神経政治学』

人類変異の社会生物学

ティモシー・リアリー 著

山形浩生 訳

株式会社トレヴィル発行

リブロポート発売

1989510日初版印刷


ティモシー・フランシス・リアリー(Timothy Francis Leary, 19201022 - 1996531日)は、アメリカの心理学者である。集団精神療法の研究で評価され[1]、ハーバード大学で教授となる。ハーバード大学では、シロシビンやLSD(リゼルグ酸ジエチルアミド)といった幻覚剤による人格変容の研究を行った。

Wikipedia より


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『意識の中心』

ジョン・C・リリー 著

菅靖彦 訳

株式会社平河出版社

1991120日第1刷発行


1915年、ミネソタ州セントポールに生まれる。カリフォルニア工科大学で生物学と物理学の学士号を得て卒業後ペンシルバニア大学で医学を学ぶ。電極を用いた脳の基礎研究によって猿の快感や苦痛の中枢をつきとめ、マン・マシン・インタフェースの先駆けとなる。その後アイソレーションタンクを用いた感覚遮断の実験で意識の真相に興味を持ち、LSDその他のドラッグやノンドラッグのテクニックを用いて意識の研究にあたる。イルカ研究でも著名。

著者略歴より


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精神と一般に言われていることは、脳内の電気化学情報によって生じる現象であると最近流行りの脳還元論者の説ではそうなりますよね。

そのことをちゃんと解明したのが、『脳を操る分子言語』です。そして、重要なことは、脳内ホルモンによって脳は操られているのですが、この脳内ホルモンは、いわゆる麻薬といわれているものと分子構造が似ているということです。これがまず基本中の基本となります。

その上で、大木幸介先生は、この脳内麻薬によって、我々の文明ができてきたのだと『麻薬・脳・文明』の中で言われています。 

そして、さらに重要なことは、脳還元論は、もしかしたら、エセ科学かもしれないということです。

それが『脳と心の正体』、『脳は心を超える』に書かれていることです。つまり、に還元され得ない、脳とは別のものだということです。

つまり、心は脳内の化学物質によって影響は受けるが、それとはまったく別のものであるということです。

 

次に、1960年代にアメリカで流行ったサイケデリックスがアメリカ発の新しい時代の起爆剤になったということです。

『ビー・ヒア・ナウ』(ババラムダス著、吉福伸逸訳)を書いたババラムダス(リチャード・アルパート)はハーバード大学の教授だったし、ティモシー・リアリーもハーバード大学の心理学の教授でした。

そして、ジョン・C・リリーも脳の研究者です。

こんな重要な““脳と精神の研究者””を日本の脳科学者の権威はまったく話題にもしないのは何故なんですか?!

脳還元論者のお偉い日本の大学教授の皆さんたち!!

無視しないでくださいよ、お願いしますよ!!

ということで、長くなりましたが興味を持たれた方がいらっしゃったら、読んでみてください。


 

 

 

 

 

 

 

 



ブックカバーチャレンジ11冊目 『シークレット・ドクトリン』

2020-08-17 11:55:00 | Weblog

ブックカバーチャレンジ11冊目

(表紙の写真は著作権に抵触する恐れがあるため載せていません。)


『シークレット・ドクトリン』

宇宙発生論[上]

H・P・ブラバツキー 著

田中恵美子/ジェフ・クラーク 訳

竜王文庫

平成元年十月末日 初版発行


皆さんよくご存知の『シークレット・ドクトリン』です。

こちらは上巻で[宇宙発生論]となっていますが、多分、下巻はついに日本語訳はこのような形では出版されなかったと思います。

皆さんご存知の通り、この本は大著で内容もかなり高度で、翻訳するのは大変なことだったと思います。

なかなか下巻が出版されないので、私は神智学協会から原書を取り寄せました。まだインターネットもない時代なので、手紙を書いて苦労して取り寄せましたが、何しろこの英語がかなり難しく、おまけに私の高校時代の英語の成績は1、もしくは斜線でしたから、まったく太刀打ちできませんでした。ww

上巻はCosmogenesis[宇宙発生論]で、下巻はAnthoropogenesis[人類発生論]です。

その後、日本に来ていた国際捕鯨委員会の調査員のアメリカ人と知り合いになる機会があり、彼にこの本を見せて、私の英語の勉強をかねて、下巻を翻訳しようとしましたが、やはりまったく刃が立ちませんでした。


この本を翻訳された田中恵美子さんには、私は唐突に出版社の住所を訪ねて行ってお会いすることができました。

田中恵美子さんは、竜王文庫の三浦関造さんの娘さんです。私は竜王文庫の本をほとんど(といっていいくらい)読んで、三浦関造さんの大ファンでしたから、娘さんの田中恵美子さんにお会いできてたいへん光栄でした。当時、ご高齢にもかかわらず、とてもお元気で、鋭く輝く目が印象的でした。私のような、なんの関係もないものが突然ひょっこりとご自宅にお邪魔したのに、笑顔で対応していただき、この大著の翻訳がいかに大変だったかを伺うことができました。


コーヒーか何かをこぼしてしまって表紙が汚れてしまいましたが、この本は私にとっての権威として、度々参照させていただいております。