幻の詩集 『あまたのおろち』 by 紫源二

幻の現在詩人 紫源二 の リアルタイム・ネット・ポエトリー

私は宇宙から来たオブザーバー

2019-02-25 22:39:12 | Weblog

私は宇宙から来たオブザーバー

時代の転換点に地球にやって来た

役者は揃ってきた

今までの地球の秘めたるストーリーも

新しく書き直された

これから起きることに私が関わるのか

それともただのオブザーバーなのかはわからない

ただ私はその筋書をある程度まで知っている

黄金時代への

変化が徐々に始まっている





















乙女座スーパームーン二日前の月

2019-02-21 11:40:36 | Weblog

2019年2月20日の乙女座スーパームーンの2日前の月。
雲の柱が月を左から右に横切って行った。
月に向かって右手に龍さんの顔が見える。
こんどこの龍さんを絵に描いてみたいと思っている。







まじめな話をすると、これはポールシフトだよね。
それには2つの意味がある。
一つは地球の南北の地磁気が動くということ。もう一つは、「ポール」すなわちローマ教皇が動く(変わる?)ということ。
世界の、地球の南北が逆転し、宗教も変わる。この世の終わりだ。

実は私はこの龍さんを知っているのです。
名前も知っています。























変な夢を見た

2019-02-18 19:21:16 | Weblog

変な夢を見た

マンションの一室のような大きな部屋で行われている儀式に参加している。
儀式といっても魔術のようなものではなく、とても変わったおまじないの遊びみたいなものだ。その証拠に参加しているのは子供たちとその子供たちの面倒を見ているらしい女の人だ。
普通のA4くらいの横罫の便箋に、キリスト教(たぶんキリスト教、でもそのような名前は聞いたことがまったくない)の聖人の名前が7、8名書いてある。
その名前の上に自分の指をかざす。
ただそれだけの儀式。
上から順番に自分の指をかざしていく。
何も起きない。
女性が優しく見守っている。
「なにも起きなくていいのです。ここにいる子供たちにも何も起きないのだから。」と言う。
ところが3、4番目の聖人の名前に僕の人差し指をかざしたとき、何かに憑依されたのを感じた。たぶんその名前の聖人に憑依されたのだと思った。
とても深い悲しみの感情に胸が慟哭した。
そこにいる子供たちが僕のことを一斉に見つめている。
女性もそのことに気づいたのか「あなたは今何を感じていますか? それを表現してください。あなたが今感じていることが愛なのです。」と言う。愛とは悲しみのことだろうか。愛とはもっと違う感情がするのものなのではないか。と僕は疑問に思っている。
「いいえ、私には何も起きていません。なぜなら、私は愛を感じているのではなく、深い悲しみを感じているからです。」
僕は自分に憑依している聖人をできるだけ無視しようとした。
すると、女の人は、「あなたは試験に合格したのです。あなたはこれから私たちの組織の一員です。」と言う。
僕はそんなのは困るしあり得ないと思った。第一、その組織がどんなものなのかさえ知らないじゃないか。
すると女の人は「心配しないでください。私たちの組織はとても素晴らしいことを行なっているのですよ。考え得る限り、最高に素晴らしいことを行なっているのですよ。」と言って、その組織の宣伝を始めた。
僕はそれでも、それがどんなに素晴らしいことなのか同意せずに、同時に、憑依している聖人のことも無視し続けていた。
すると女の人は最後の切り札のように僕に石を見せた。大きな拳くらいの大きさの砂岩のような里芋のような形をした丸い石がいくつもあった。
「私たちはこの石で交信ができるのです。素晴らしいと思いませんか。誰と交信すると思いますか? 世界中の子供たちです。一人一人の子供たちの心がすべて分かるのです。あなたが入会すれば、この石も手に入るのですよ。」


夜、公園に行って木の台のような大きなベンチに座っていると、コトンと音がした。振り返って見ると、石があった。誰かが投げたのだとしら、木の台に当たってバウンドしてどこかへ行ってしまうのではないか。それとも始めからここに石が置いてあったのに気づかなかったのだろうか。だとしたら、さっきのコトンという音はなんだったのだろう。
どうしようか迷ったが、拾って持ち帰った。





















未来の記憶

2019-02-12 22:23:14 | Weblog

一緒に誰のものでもない記憶の中に行こうか

レゾンデートルと書かれたトンネルに入り

眠れない夜は明け方に見る悪夢

人生が苦しみだとしても

謎が解き明かされた映像を

忘れないように注意して

死の淵から生還したみたいに

また地上に出られるから

安心して

宇宙人が交信してくる意味を

自分の人生に当てはめて理解しようとすれば

過去の記憶が蘇って

水平線が斜めに傾いた斜面で

墓の前に立っている自分を見つめる

夢にもいろいろあって

白昼夢もあれば夢精だってある

逃げ足の速い足音だって聞こえるから

真夜中誰が走っているのかも分からない

その行き先に意味があるところへ

記憶を頼りに

道を間違えないように行くべきだ

そこが一度も行ったことのない冒険の旅立ちの

未来の自分が記憶した楽しい思い出だから
























冬眠している蜘蛛の捕獲

2019-02-10 16:22:55 | Weblog

トゲピー(飼っているヤモリ)の餌を探して

毎日昼休みに近くの大田黒公園に行く

大木の木の皮を剥ぐ

何枚も何枚も剥ぐと

中には木の皮の裏に小さく丸まった蜘蛛がいることがある

そっと小さいタッパウエアをポケットから取り出して蓋を開け

冬眠している蜘蛛を中に入れる

小さな小さな笑いがどこからともなく込み上げてきて

私の喉を震わす

その小さな喉の振動に自分自身で気づいて驚く

そしてその驚きに対してまた小さな笑いが喉を震わす

まるで自分ではないかのように

笑っている自分に気づいて笑う






























毒毒しく

2019-02-09 21:34:07 | Weblog

最近、死から不死鳥のように再生し

一度、毒が抜けて

ますます毒毒しくなっている


見易い、表面がきれいなだけのものは

個性もなく、ただの軽い嘲笑の対象でしかない


毒毒しく完結しない変化に巻き込まれることこそ

何かが新しく生まれてくるエネルギー創造の道


ただのきれい事では済まされない

深みのある深淵の色彩