バスルームの窓から激しい雨に打たれるガレージが見えた
オレンジ色の水銀灯に照らせられて
誰もいないパーキングのアスファルトの上に
オレンジ色に瞬く雨粒だけがキラキラと
そのあと、僕は窓を少し閉めたんだ
あんまり全開じゃあ、もし誰かが通りかかったら
丸見えになっちゃうじゃないか
そう、僕が入ったときは全開だったんだよ
222
今、ネットを調べたら、こんなふうに書いてあったよ
エンジェルナンバー『222』
信じる心をもっていてください
すべてはうまくいきます
この状況は関わっているすべての人にとっておのずとみごとに解決していきます
心配はいりません
僕はエンジェルの助けを借りたけど
今、僕の中にいるのは
僕はシバ
僕はガネーシャ
破壊と創造の神
頭をすげ替えられた神
豪雨が叩きつけても
あっという間に蒸発してしまう
溶けたアスファルトのように熱い
地面
僕のハートは、地面に叩きつけられても
熱いまま、鼓動している
踏みつけても、鼓動を止めない
あなたは誰?
全て
あなたの名前は何?
陶酔
昨日の夜なにをするの?
何が起きたの?
そんなこと言えないけど
言う必要もないけど
忘れない
僕といると、マジックが起きるんだよ
光か闇かは分からないけど
近くにいるだけで