幻の詩集 『あまたのおろち』 by 紫源二

幻の現在詩人 紫源二 の リアルタイム・ネット・ポエトリー

2021.11.24 記憶が混在してきた

2021-11-27 23:01:00 | Weblog
 

(今日の夜からおかしくなってる。記憶が混在してきてる。)

(ありえない記憶を思い出している。)

(ある意味、面白い。でもすぐに忘れる。)

(記憶の一部は、あり得ない創作なのかもしれない。)

(こんなこと、前に書いた気がする。時間はフィードバックする。)

(ある意味で、永劫回帰。あるパターンのバリエーションのある繰り返し。)

(瞬間の記憶を全部書き出すことなど不可能だ。)

(でもちゃんとしたストーリーになっている。時系列的に文章化できないわけではない。でもすぐに揮発する。どこかの記憶と混線している。でも他人の記憶ではなく、自分の記憶だ。)

(もしできたら、文章にしてみたい。)

((記憶が混線したら、時間の進み方が変わる? 遅くなる? つまり歳をとらない?))

((あり得る。夢を記述することから、夢の魔術的な技術を習得する。それの一側面が共時性だ。))

((いろいろなバリエーションからたった一つを選んでいるが、いろいろなバリエーションを併立させてそれぞれを展開することもできる。))

((可能性を記述すること。))

((前に同じようなことを書いたことがある。))

((記憶を創造することによって、記憶によってできた最終形である現時点も変わる。))

((過去を思い出すことを創造に変えること。))

独り言


創作した記憶をプールしておけば、そこから無意識に新しい記憶が生成されていく。

それらが意識上に上ってこなくても、夢見のように存在している。

記憶は事実というよりも、自らが創作したストーリー。だから、いくらでも複雑に作れるし、書き換えかれるし、パラレルにいくつでも作れる。


無意識が創作されている過程を思い出すことができれば、いくらでも記憶が作れるので、ある意味、恐ろしい。


もうやめておこう。永劫回帰になるだけだから。


現実的な話としては、あと十数年でシンギュラリティを迎えるらしい。そうなると、AIが人間の知性を上回る。でもその前に、二つの可能性がある。

一つは、人間がその頃には、知性を超えたメタ知性を獲得すること。

二つ目は、それまでにクラッシュが起きて、コンピュータシステムが全て崩壊すること。これには様々なシナリオがある。まずは核戦争が起きて、コンピュータネットワークが破壊されること、次には、ソーラーフラッシュが起きて、強烈な電磁波によってコンピュータがすべて壊れること。


これからは、ザッカーバーグがコンピュータネットワーク内にメタ空間を作ろうとしているが、それらは結局はAIによってコントロールされるようになるだろう。上に書いたようなクラッシュが起きない場合だが。そうなると、人間のコンピュータによる家畜化が成功する。それを作ったザッカーバーグでさえ、AIによるメタ知性の奴隷だったことに気づくだろう。

でもそれが仮に成功したとしても、AIにはコントロールされ得ない、パラレル知性を持つ人間が現れると、メタ空間内の知性ではコントロールできない、新しい自由な知的空間を手にする。

今まで、遺伝子によってプログラミングされてきた種の限界を、超えてしまう。DNARNAによる記憶の複製を自らが創作できる知性を獲得したとき、シンギュラリティを超えたAIをコントロールする知性を人間は手に入れるだろう。


卑近な例に次元を下げると、申し訳ないけど、誰かが作ったお粗末なRNA枠珍を打ったような人たちは、容易にAIに無意識に組み込まれていくだろうと思う。

申し訳ないが。

一番レベルの低いテレビ電波の知性レベルに選別されてしまった大多数には、申し訳ないがAIを超える知性は獲得できないだろう。したがってシンギュラリティ後には、不要になるのではないか。

(あくまで、フィクションとしてのお話ですから、、笑)


mRNAは、ある意味で記憶を複製している。

それを誰かが考案したとってもお粗末なmRNAもどきを入れることによって、人類は冒涜してしまった。何を? 不可知を。

不可知をとってもお粗末な知性で、知ったと思い込んだ。遺伝子操作が少しばかりできるようになったからといって、バカが創造主になったかのように錯覚した。そのバカさ加減から、やがて自然から淘汰されるだろうことも知らずに


20211124( facebook に投稿

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 



連絡して来ないで

2021-11-16 23:16:00 | Weblog
ジュリア

連絡して来ないで

あなたから連絡が来なくなって
今日で四日目

もしかしたらあなたは
あきらめたのかもしれない

あなたから連絡が来ないと
僕は平和でいられる

このまま終わってしまうのかもしれない

それでもいい気がする

何の結論も出ないまま
いつの間にか終わっている
そういうのがいいかもしれない
今はそう思う
明日になって
その次の日になって
どうしたんだろう
お願いだから
早く連絡をくれよ!
と思うようになるのもしれない

でも今は平和だ

きみからメッセージが来ると
僕の気持ちは掻き乱される
いてもたってもいられなくなる
胸に
百万本のナイフを突き立てられ
出血しているみたいに

だからきみのことが好きだ

それはわかっている

でも

こうして
明日が明後日になり
今年が来年になり
三年が五年になって

そのうちに

きみを忘れられるとしたら

僕は平和だ

だからこのまま
連絡して来ないで

そうしたら
僕は平和でいられるだろうと
想像している今が
平和だから

でも明日が明後日になって
三日が五日になれば
逆に
胸が痛くなってくるかもしれない

でも
それでも

連絡して来ないで

少なくても
明日までは
こうして平和でいたい