幻の詩集 『あまたのおろち』 by 紫源二

幻の現在詩人 紫源二 の リアルタイム・ネット・ポエトリー

ここは隠れ家

2016-07-31 11:50:06 | Weblog

ここは隠れ家

誰にも見つかることのない

僕は不在になる

社会とも関わりのない

僕は存在しない

ここでのみ

僕は恢復することができる

一日中

この揺りかごに揺られる

僕は何もしない

今日一日

怠惰に時間は流れ

流れて

砂に吸い込まれていく










オー! ダーリン

2016-07-26 22:59:25 | Weblog

The Beatles - Oh! Darling 2 - Best Studio Take Quality Restored!!!

減薬して、離脱症状に苦しむかと思いきや、逆に調子がいい。もちろん油断はしていない。いつ坂道を転げ落ちるか判らない。判らないが、そもそも未来のことなど、人間にはこれっぽっちも判らないのだ。
薬の代わりというわけではないが、“超越瞑想”をしている。今の私には、この瞑想が一番あっていそうだから。
ビートルズもやっていた瞑想だ。
添付はポールの“オー! ダーリン”。
失望させないでくれ。傷つけることなんて、絶対にしないから…。




抗鬱薬

2016-07-24 20:50:24 | Weblog

Facebookに、抗鬱薬を飲んでいることを投稿した。
下記のように…。


薬、どんどん減らしてます。
今はノリトレン1種類しか飲んでいません。
一時は5種類飲んでいました。
ホリゾン、トレドミン、ベタナミン、エビリファイ、ノリトレン。
ベタナミンは覚醒剤のように強い薬でした。
最後に残ったノリトレンは、“第1世代”の薬で、副作用があって大変です。汗が滝のように出るし、口が渇いて呂律が回らないのです。
減薬するきっかけは、厚生省のお達しで、医者が抗鬱剤を二種類しか同時に処方できなくなったからです。5種類も飲んでいて、その作用が複合的にどうなるのか、処方している医者でもよく分からないのだと思います。患者はモルモットです。それなのに、アルコールは厳禁だと医者は言うのです。他の薬との併用は認めているに、アルコールだけは併用させないって、どういうことでしょう。
薬の量だって多分根拠はどこにもないのだと思います。医者の“直感”で処方しているだけだと思います。それなのになんでメンタルクリニックに通うのか。それは一度“抗鬱薬”を飲むと、今度はそれを飲まないではいられなくなるからです。
私は5種類も飲んでいた薬を1種類まで減らしました。この最後に残った1種類をゼロにするのは多分大変だと思いますが、止められるようにしたいと思います。
私のソウル・ブラザーにも言われました。「僕たちはそっち側(体制側)の価値観を超えようとしてきたんじゃなかったか。それなのに、星太郎がそっち側のケミカルに引っかかるなんて反則だよ」って。
(あっ、これって私のとってもプライベートな独り言なのでシェアしないようにお願いいたします。m(_ _)m)




終末

2016-07-19 21:21:42 | Weblog

我々は今

終末を生きている

一体誰が

あのリビアのカダフィや

シリアのアサドが

自国民から

攻められると

予想したか?

一体誰が

日本のフクシマで

原子力発電所が

津波にのみ込まれ

メルトダウンすると

予想したか?

どんな予言書にも書かれていないことが

次々に起きる

それが終末だ

それなのにまだ

人々は眠り込んでいる

眠りながら

夢を見ているのだ

何故か?

目を覚ますのが怖いからだ

本当のリアリティーに直面するよりも

自分だけの夢の世界に

逃避していた方が楽だから

それもいい

ただそれも

長続きはしない

茹で蛙は

取り返しがつかない時点まで行って

初めて気づくのだ

自分が煮え立ったお湯の中で

もうすぐ死ぬことを






かぶら屋

2016-07-17 17:53:06 | Weblog

久しぶりに、かぶら屋で…緑茶ハイと生グループフルーツサワーを飲んだ。

緑茶ハイを頼んでしばらくしたら
「はい! 鮭のはらみ焼!」と皿を差し出された。
けれども、自分では頼んだ覚えがない⁈
緑茶ハイを飲み終わって、グループフルーツサワーを頼もうとしたら
「グレープツルース」となまって発音してしまった。間違いに気付き言い直したが、「グレープツルース」と何度言ってもちゃんと言えない。
これはやばいと思ってお会計をすると、お釣りが30円、三百円の間違いなんじゃないかと一瞬思ったが、こちらの計算が間違っていた。だいぶね。

やばいから早々に退散した。




飛行物体

2016-07-09 12:45:36 | Weblog

向こうから女が2人歩いてくる。一人は私と同じくらい背が高い。もう一人は私よりもずっと背が高い。
遠く地平線には、コンクリートの建物が建っていて、窓から強い光を発している。
上空を見上げると、一機の飛行物体が飛んでいてだんだんこちらに近づいて来る。私は他の人もそれを見ることができるように、飛行物体を指差している。
どんどん近づいてきて、私から2、3メートルの上空に浮かんでいる。





リアル(?)バースデイ

2016-07-06 18:51:43 | Weblog

今日は私のリアル・バースデー。
昨日失くした自転車の鍵。
今日は“番線カッター”を持って、ワイヤー錠を引きちぎってきました。
中野、四文屋で一人だけのbirthday。
帰りはチェーン鍵を番線カッターで引きちぎったチャリに乗って、実家の離れに。


以下、やぶちゃん先生(藪野直史 先生)の作品

倒錯的盗作。
   *
今日は私のbirthday――
昨日失くした人生の鍵――
今日はそいつを引きちぎってやった――
下らぬ人生のワイヤーを、だ――
中野四文屋独り旅――
それが僕のbirthday――
帰りはその引きちぎった「人生」に跨って――
実家の離れにゆうゆうと戻ってきたぜ!




誕生日、ありがとうございました。

2016-07-04 22:31:54 | Weblog

私の誕生日を祝ってくださった皆様、ありがとうございました!

今回は2名の方から、「死を忘れるな」“メメントモリ”の“警句”をいただきました。

ありがとうございます!

私にとって“死”は、何時もそこにあるテーマです。

死こそ私の“真骨頂”だと気づかされました。

ありがとうございました!