幻の詩集 『あまたのおろち』 by 紫源二

幻の現在詩人 紫源二 の リアルタイム・ネット・ポエトリー

 6月 最後の日

2009-06-30 22:47:23 | Weblog

 
 
 こんばんわ
 
 クーラーの除湿にしてないとジメジメしていられない
 
 それでも、もう6月も終わりだ

 
 さっき帰って来たんだけど
 
 じつは車の中でドローイングしてた
 
 もちろんクーラーをかけて
  
 音楽を聴きながら
 
 
 これから月餅でも食べようと思っている
 
 寝る前に甘いものを食べるのは体に良くないが
 
 それもいいんじゃないか、精神には
 
 
 というわけで、
 
 なんか6月最後の日
 
 
 
 
 
 
 
 

 
 
 

 記憶との比較

2009-06-22 00:57:58 | Weblog

 
 
 たぶん、こういうことなのだろう
 
 つまり、もうそれは知っている
 
 だから、なにも感動もしなければ、新しくもない
 
 そう思う思考は、記憶のなせる技なのだが、
 
 それはきっと生命維持に必要な情報処理能力なのだ
 
 
 それが壊れていると、
 
 きっと世界は一瞬一瞬が新鮮なのだが
 
 本人は白痴にしか見えないだろう
 
 たぶん、ぼくが、いくぶん、それに似ているように・・・
 
 
  
 
 
 
 

 それでもちゃんと見える

2009-06-19 03:11:43 | Weblog

 
 
 こんばんわ
 
 どうも喉が痛いのです
 
 先週からずっと
 
 
 ちょっとよくなったのですが
 
 また痛くなりました
 
 
 というわけで
 
 なんだかよく眠れないから
 
 炎症止めと睡眠誘導剤を飲みました
 
 それと痛み止めも飲みました
 
 
 とういうことで
 
 いつも同じようなことばかり書いて
 
 まるで壊れたレコードと同じ
 
 同じ思考の繰り返しですが
 
 本人だけは
 
 機械仕掛けのリピート機能に気づいていないようです
 
 自分の主体が考えていることだと思っていることが
 
 じつは壊れていて繰り返していことだとは
  
 まあそれでも生命維持には影響ないようです
 
 ところが
 
 社会的にはダメみたいです
 
 まあ客観的に見ておかしいと判断されるみたいです
 
 そうなるとお手上げ
 
 おまんまの食い上げとなって
 
 結局、生命の危機となります
 
 まあ、それでも本人はどうでもいいのですが
 
 病気で腐って死にそうになったりして
 
 それとも
 
 ぎりぎりの収入で食べ物を買って
 
 それを食って生きているうちに
 
 だんだんあきらめて
 
 老いぼれていったとしても
 
 ちゃんと世界は見えているのです
 
 政治に文句は言えるし
 
 太陽が地平線に沈むのも見えるし
 
 月が煌々と輝いているのもちゃんと認識できるのです
 
 
 つまりそんなに捨てたもんじゃないということです
 
 
 そんなに見下したものじゃないのです
 
 どこかの大金持ちがカリブ海でヨットクルーズしているのと同じです
 
 人間としてはかわりありません
 
 どんなに貧しく
 
 一日1ドルで
 
 炭水化物を摂取するのにキュウキュウとしていても
 
 それでも
 
 人間としてかわらないはずです
 
 脳細胞もあるし
 
 目玉も筋肉も手も指もある
 
 
 湧き上がる雲が夕陽の色に染まるのを感動して見つめることもできるし
 
 言葉を使って感動を述べることだってできる
 
 そうじゃないですか?
 
 
 だれかを愛したり
 
 感謝したりもできるし
 
 人類愛を感じることだってできる
 
 
 でも、まあ、そんなことは
 
 本当はどうでもいいのですが
 
 
 夜をどうやって過ごすか
 
 そのことのほうが目下のところ
 
 この個体にとって一番近々の問題であって
 
 あの夜、この夜と比較して
 
 楽しかった夜を思い出して
 
 その夜と、今日の夜が似ているように思ったりする
 
 
 そうするとなんだか少しは幸せになったような気がしてくるから
 
 今夜
 
 夜が明けて
 
 明日が始まるとき
 
 
 私はまた始められるかどうか
 
 自分でもわからないから
 
 だれかに言ってもらいたい
 
 
 簡単だよ
 
 とっても簡単だよって
 
 
 そうすれば
 
 もしかしたら本当に簡単なのかもしれないと思えるかもしれないから
 
 
 そうじゃないですか?
 
 
 ちゃんと見えているんじゃないですか?
 
 なにも見えてないように見えても・・・
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 
 
 
 
 
 
 

 くすりマニア

2009-06-17 03:38:19 | Weblog

 
 
 ぼくは、くすりマニアかもしれませんね
 
 たった今、そうなったのかもしれません
 
 さっき、痛み止めの薬を飲んで
 
 それから、胃薬も一緒に飲みました
 
 そのあと、眠れるようにと睡眠導入剤を飲んで
 
 そのあと、炎症止めと
 
 念のために、抗生物質も飲んでおきました
 
 このくらい飲むと満足で
 
 薬の相乗効果がぼくを楽にしてくれるはずです
 
 
 
 そういえば
 
 薬と言えば薬師如来ですが
 
 ぼくは薬師如来に縁があるのです
 
 黄金に輝く薬師如来
 
 それはうちの近所の資産家の寺の本堂なんかにはいません
 
 それは薬師如来なんて呼ばれてるけど
 
 本当の名前は分かりません
 
 ただ、黄金に全身が光り輝いていることです
 
 
 その方は智慧の言葉を語ります
 
 その言葉を聞いたからといってどうなる訳でもありませんが
 
 ただ、ただただ驚嘆するような言葉をしゃべります
 
 人間の秘密について
 
 生と死について
 
 なにでそれらは成り立っていて
 
 どういう仕組みなのか
 
 理路整然と語ります
 
 つまりわれわれは
 
 智慧が欲しいのです
 
 慈悲や愛とは別に
 
 この世のこと
 
 そしてこの世に属さない神秘を知りたいのです
 
 
 
 つまり
 
 私がいくらかでも考えることができるなら
 
 そしてその過程で
 
 思考以外のものを
 
 たとえば直感を
 
 巧みに引っぱってきて混ぜ合わせれば
 
 新しい智慧が生まれるはずなのに
 
 それらの智慧は
 
 かえって敬遠されがちです
 

 つまり、智慧を使って何かを創造することよりも

 世間では何も考えない法を美徳として選ぶのです
 
 
 直感の飛躍によって論理を形而上に進めるならば
 
 それはとても楽しい作業なのですが
 
 さして実用的な役には立たないかもしれません
 
 ただ、
 
 私はなぜ生きているのか とか
 
 何のために生きているのかといった疑問は
 
 もしかしたら消滅するかもしれません。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 

 天への祈り

2009-06-16 03:12:28 | Weblog

 
 
 暴力の
 
 天にもあるごとく
 
 地にもあらしめ給え
 
 
 天上の食事が
 
 肉を満足することのないように
 
 日用の糧を今日も与え給え
 
 
 なぜなら
 
 天上にあるごとく
 
 全能の神は
 
 地上においては無に等しく
 
 詭弁を弄するソフィストのごとく
 
 世間においては
 
 弱いものを飢えさせ
 
 富めるものを肥えさせ給うから
 
 豚のように肥えさせ給うから
 
 犬のように餓死させ給うから
 
 
 天にあるごとく
 
 皇居にもあらせ給え
 
 
 なぜなら汝 全能の神は
 
 等しく人民を愛したまえり
 
 その愛するひとり子を
 
 十字架に架けるほどに
 
 この世を愛し
 
 俗人に上着だけでなく
 
 下着をも与えるほどに
 
 この世を愛し給えるから
  
  
 全能にして全知なる主よ
 
 願わくば この世に
 
 汝の天におけるがごとく
 
 無明の闇を与え給え
 
 
 闇がその表を覆っていた淵は
 
 いまだに光すら射さない
 
 絶対の虚無だから
 
 
 天がそうであるように
 
 この世も無きものにならしめ給え
 
 
 汝が
 
 全知全能の神であらせられるのであれば