幻の詩集 『あまたのおろち』 by 紫源二

幻の現在詩人 紫源二 の リアルタイム・ネット・ポエトリー

 夢見ること

2011-03-31 19:15:51 | Weblog

 
 
  意志とは夢見ること
 
  夢見れば自然に何をしなければならないか
 
  そのニュアンスが感じられてくる
 
  たとえば私はアートだ
 
  ありきたりのアートじゃない
 
  だから実現するのは難しい
 
  だから少しだけ表現してやる
 
  だから誤解はまぬかれない
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 名付け得ぬ叫び

2011-03-25 21:12:18 | Weblog

 
 
  闇に輝く名もない星の光に捧ぐ
 
  この胸の痛み
 
  言葉の痛み
 
  形を変える雲に名前があるのなら
 
  誰が名付けたのだろう
 
  誰も名付けはしないのだ
 
  それと同じように
 
  この言葉には意味などないのだ
 
  あるのはただ

  名付け得ぬ叫びだけだ
 
  でもそれも
 
  朝になると消えてしまう
 
  希望の光に眩しく
 
  目が眩んでしまう
 
  だから
 
  たったひとつの針先のような星は
 
  狂人が見つめると太陽となるのだ
 
  赤い光、青い光
 
  見つめている二つの目玉は
 
  誰が創造したのだろう
 
  きっとあの星と同じように
 
  はじめから存在していたのだ
 
  名付けられぬまま
 
  見つめられていたのだ
 
  この私に
 
  二つの目玉に
 
  この胸の痛みと伴に
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 たった独り

2011-03-25 20:05:54 | Weblog

 
 
  人は独りでは生きていけないというけれど
 
  私にはできそうな気がする
 
  今コーヒーショップでアイスコーヒーを飲んでいるが
 
  このまま独りで何処かへ行けそうな気がする
 
  あの時と同じように
 
 
  私は詩人ではなかった
 
  自分で自分にどんなレッテルも張り付けやしなかった
 
  でも今思うと
 
  自分に詩人というレッテルを張り付ければよかったと思う
 
  そうしたら今頃、詩人になっていたのかもしれない
 
 
  あの頃は、何のレッテルがなくても平気だった
 
  私は詩人だったのだ
 
  そして今でも何のレッテルもない
 
  だから詩人なのだ
 
 
  法律も道徳もない
 
  何にも縛られずに行動するのだ
 
  それが自由だ
 
 
  簡単なことが複雑にされている
 
  どっちが正しいか分かるだろう
 
  この社会のルールか

  それとも自分の直感か
 
 
  簡単なことだ
 
 
  私は独りで生きていける
 
  不具者ではないから
 
  車椅子も必要ない
 
  誰の介助も必要ない
 
  自分の足で
 
  好きな所に歩いて行ける
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 Eternal Moment (歌詞)

2011-03-21 20:55:33 | Weblog

 
 
  1
  
  たとえば こんなこと できたなら
 
  あなたの 大きな目を 見つめながら
 
  宇宙の  果てまで  行けたなら
 
  別の   時空に   消えたなら
 
  
  二人の  運命が   決まってるなら
 
  それは  二人が   愛し合うため
 
  永遠を  一瞬だけ  ストップさせて
 
  地平線の 向こうの  虹をつかもう
 
 
  怖がらなくても いいよ
 
  あなたは私 私はあなただから
 
 
 
  2
 
  言葉を  忘れて   しまう前に
 
  言って  おきたい  ことがある
 
  明日の  朝が    こなくても
 
  ぼくは  あなたを  愛しているよ
 
 
  一瞬が  永遠に   続くのならば
 
  あなたを 抱きしめ  見つめていたい
 
  愛は   永遠だと  言ったよね
 
  あなたは どこにいて なにをしてるの
 
 
  時は流れていくけど
 
  あなたと私 同じ夢を見て 眠ろう
 
 
 
  
  曲はこちら:
  http://www.youtube.com/user/hoshius7#p/a/u/0/mLCcSSiTo60 
 
  
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
  

 

 パフェをおごることを約束するよ

2011-03-15 00:25:30 | Weblog

 
 
  最後にツイートしたとき
 
  あなたはどこにいたのだろう
 
 
  今度あなたに会えたなら
 
  なんでもごちそうしてあげる
 
  チョコレートパフェでも、バナナパフェでも、イチゴパフェでも
 
  フルーツパフェでも
 
  それら全部でもいい
 
 
  あなたは、ぼくのことを天才だと言ってくれた唯一の人
 
  ぼくは天才だと言われたいわけではない
 
  でも、あなたがそう言ってくれると
 
  ぼくは有頂天になった
 
  
  「その言葉が本当になるように、これから作品を創造しなきゃね」
 
 
  あなたは奇跡だった
 
  あなたが話す不思議なことは
 
  すべて真実だった
 
  
  あなたは虹と仲がよかったし
 
  何十年ぶりにオッド・アイの猫とも再会できた
 
  あなたのおかげだ
 
  
  あなたのくれた”シリウスの水晶”には
 
  あなたが言ったとうりに、レインボーが出現した
 
 
  たぶん、通信網が途絶えていて連絡がとれないだけなのだ
 
 
  あなたが、無事でいることを祈る
 
  無事だけでなく
 
  心身ともに健康であることを祈る
 
 
  今度、会ったときには
 
  ぼくはなんでもあげるよ
 
  大きい絵だってあげるし
 
  サインだってあげる
 
  サインをくれと言われたけど
 
  ぼくはそんなのは恥ずかしくてあげられなかった
 
 
  大きくサインしてあげるよ
 
 
  それだけじゃなく
 
  ぼくにパフェをおごらせてくれ
 
 
  今度会うときは
  
  二人でパフェを食べよう
 
  ぼくはあなたにパフェをおごることを賭けるよ
 
 
  そうでなければ
 
  ”計画”が狂ってしまう
 
  あなたを支えていた宇宙的な存在
 
  天上の存在
 
  そして天使
 
  すべては
 
  いったいなんのために存在していたのか
 
  わからなくなってしまう
 
 
  そうだろ?
 
 
  なんで、ぼくの近くから消えてしまうの?
 
 
  あなたは、ぼくが一番苦しいときに
 
  突然、奇跡のように現れて
 
  ぼくを助けてくれた
 
 
  あなたは実在していた
 
  それが真実であることは
 
  また再会すれば分かる
 
  でも、もしそうでないなら・・・
 
  
  あなたはぼくが見た
 
  光の幻だったのだろうか?