えりも町郷土資料館N42°の会では、この数年、年末にお正月用の「としな」(年縄、お正月飾り)を手作りしています。お正月飾りといえば、年末の「歳の市」などで、賑やかに売られているものですが、昔は、えりも地域でも手作りしていたそうです。
会員の西嶋喜一さん(85)に指導を受け、興味ある会員で毎年、12月にせ「としな」の製作に取り組んできました。
この「としな」を編む草、「すげぐさ」を、刈り、乾燥させて、12月に使うのです。今年も、歌別の佐々木牧場さんのご好意で「すげぐさ刈り」を実施しました(2009年7月26日)。
この時期に刈り取らないと、葉の先端から茶色く変色するためです。
今年は、一般町民にも、「としな」づくりの機会を設けたいと考えています。
この「すげぐさ」は、和名は「オオナルコスゲ」です。間違っていたら教えてくださいね!
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