2月26日、えりも町福祉センターにおいて、ピリカノカ襟裳岬オンネエンルム第1回学習会が開催されました。
現在北海道内で指定されている7ケ所が紹介されたあと、北海道文化財保護協会理事山本融定氏の講演「アイヌ民族の歴史と文化、日高東部を中心に」があり、えりも地域にはアイヌ語地名が多く、また多くの伝承も残っている貴重な場所とのお話がありました。
昼食後、襟裳岬~百人浜を巡検、アイヌ語地名の場所や、伝承について学ぶことができました。その後、アイヌ古式舞踊を観賞し体験しました。演目は「エムシリムセ」(剣の舞)、「エレムンコイキ」(ネズミ捕りのあそび)、「ポロリムセ」(輪踊り)でした。
リズムに合わせて飛び跳ねてきたネズミが、おやつをもらいたくお願いしますが断られ、1本の綱で作った輪の中に腕を入れおやつを失敬します。綱の両側を引っ張ると輪がしまり、下手をするとつかまります。欲張るとつかまってしまうよ~との戒めもあるとのことです。
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第2回学習会は、3月10日(土)13時~15時40分、襟裳岬「風の館」にて実施します!
2月26日とは異なる舞踊をご紹介していただけるそうです。
ムックリ体験(先着30名にはムックリプレゼント)もやります!
ぜひ、ご来場ください。(参加費は無料ですが、「風の館」入館料が必要です。)