7日の日は少し早起きして、日帰りで京都へ、
『 西京極幼稚園 保育発表会 』 を観るためなのです。
毎年、この 『 保育発表会 』 と 『 運動会 』 は楽しみに
お邪魔しています。
『 感動した! 』 ということでは表現できないほど、
何か凄いものを頂くことができるのです。
いつも 「 今年は最高の演技でしたね ! 」
と、毎年言っているように思います。
それは年毎に進化を遂げているということなのです。
では、今年は ? と聞かれると、
「 まず、手の指先までが踊っていた。目が役そのものになりきっていた。 」
ということです。
これは、手先しか踊ってなかった、ということではないのです。
担任の先生方が子どもたちをじっと見続けて、どの子にどの役をさせようか、
その配役選びから、
そして、毎日のあたり前のように続けられる、
整然とおこなわれる参仏の儀式、
そのことが自然と身に沁みていくのです。
その毎日の積み重ねが子どもたちのベースになっています。
そして、役が決まると、練習に練習を重ねる日々が続き、
先ずそのことを身体が覚えていくのです。
身につくと、次は
指先まで神経が研ぎ澄まされ、
手の指先がその演技の細かさを表現していく、
ここまで言うと、そこまで子どもに求めなくても、といわれる方が居られるかもしれません。
でも、子どもたちは 「 答えていく 」 のです。
そして、真剣に集中することの喜びを知っていきます。
まだまだ、幼さが残る 「 年少さん 」 の
『 ペンギンちゃん 』 という、お遊戯です。
年中組になると、物語、ストーリー性のある劇もできるようになります。
『 一休さんと水あめ 』 という、これは西京極幼稚園が始まってから、
ずっと欠かすことなく大事に演じられています。
それが年長組になると、
こういう、今はやりの 「 インフィニティー 」 という曲ですが、
実に激しいリズムに合わせて、踊って見せてくれます。
今の子どもたちですね、とても楽しげに踊るのですよ。
これは 『 勝海舟 』 という、三波春夫の長編歌謡浪曲という、
勝海舟と西郷隆盛の出会いの名場面なのです。
とても長編の曲なのですが、子どもたちがそのものになりきって踊る姿は
見ている私たちまでもが、心にジ~ンとくるものがあるのです。
驚くのは、感動を与えながら、なんと午前中で 『 30の曲目 』 、
そして午後からは 『 31の曲目 』 を演じきるのです。
これは、先生方と保護者の方々の一致協力の賜物なのです。
快い刺激が、帰りの新幹線の中でも続いていて
読書したり、思い出したりと、濃縮した時間を頂きました。
『 西京極幼稚園の園児さん とても素晴らしかったですよ。 』