本蔵院 律良日記

熊本県にあるお寺“真言宗 本蔵院 律良のブログ”日々感じるままに活動のご報告や独り言などを書いた日記を公開しています。

今週の言葉8/27~9/2

2007-08-27 09:40:05 | 住職の活動日記
 人生、あきらめない。常に夢を見続けることや。         がばいばあちゃん


 「 佐賀のがばいばあちゃん 」のことばです。

師匠が一番困窮されている時、みんなで寄せ書きしました。そのときの言葉が、

 『 いつでも夢を 』 でした。

 その時はこんな辛い時に、よう、こんな言葉が出るな! と不思議でした。


しかし、いま思うと、がばいばあちゃんと同じように、苦労した人のことばです。

人はどういう夢を持つかで、その人の人生は決まってくると思います。

 仏教では、未来・将来のことを 『 当来 』 (とうらい)と表現します。

『 当来 』 まさにきたるべき です。

現在のなかに、未来はすでに内包されている、というのです。

 未来にどういう夢を持つかで、現在の行いが決定されてくるのです。


 いま、大阪では 『 世界陸上大会 』 が開かれています。

この日に向けてどの選手も 『 金メダル 』 をめざして精進努力と練習を積み重ねて
 
こられてきてるはずです。

 将来の目的が決まるから現在の行動がきちんとなる。

 仏教的表現では、『 願いが現在の行いを荘厳する 』 ということになるのでしょう

本当の夢かどうかは、現在の行いで決まると思います。

夢だけ語って、一歩が出ない人、それは寝てみる夢です。

本当の夢を持った人は、持った瞬間から、それは行動となって表れます。


 夢がないと、決まって 『 どうせ 』 という言葉がつくはずです。

「 頑張たって、どうせ〇〇 だから 」


 できる! できない! を超えて、出来るからやる 出来ないからしない

ではなく、結果は天に任せるとして、

 夢・願い を持つことが、一日一日を活力ある豊なものにしていくのではないでしょうか
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