何ともタイムリーな講演です
ー実朝暗殺と承久の乱ー
~その時義時はどうしたか~
という題です
NHK大河ドラマ
『鎌倉殿の13人』で明日の
日曜日はその場面でしょう
講師の方は
「林 和清」先生です
歌人でもあり和歌を詠まれて
おられます
そのせいか、響き渡る
素晴らしい声に
聞き惚れながら
まるで現代の講談を
聞いているような
講演でした。
段々と義時を演じる
小栗旬さん
その目つきが
いかにも悪そうな心を
表現してきています
国際日本文化研究センターの
井上章一先生が
テレビで話されていましたが
「鎌倉は怖いとこどすな~」
と仰っておられましたが
義時役の小栗さん
まさにそのようです
ふと、思ったのですが
その時代、仏教界でも
転換期のようで
鎌倉仏教が起こり
法然、親鸞というような
お祖師方が宗派を起こされた
時でもあります
何かしら関係があるのかと
思ったのですが
簡単に見ただけでは
つながりはなかったようです
ただ、
義時の子泰時
坂口健太郎さんが演じて
おられますが
北条家中興の祖といわれて
おられます
泰時は高山寺の明恵上人に
深く帰依されたようです
やはり、内面性が深い方
だったのでしょう
宗教界では
鎌倉時代の転換期
それから明治時代の転換期と
仏教復興の運動がありました
政治的にも宗教的にも
新しい変換があった
大変な時だったのです
明日の大河ドラマは
いよいよ佳境に入り
小栗さんの義時の動きも
注目すべき、ということで
どのように演じられるか
楽しみです。
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