「さるすべり」の別名を
『百日紅』(ひゃくじっこう)ともいいます。
開花の時期が夏から初秋までと
非常に長く、百日ほど咲いている
ところから名づけられたようです。
少し足をのばすと
いたるところに見かけることが出来ます。
夏の暑い盛り、
赤というかピンクに近い色が
目を楽しませてくれます。
京都のお寺にもよく植えられています。
当院にもあったのですが、
「テッポウムシ」が入って、
幹を一周してしまい枯れてしまいました。
木の肌はつるつるなのに
知らぬ間に虫が住みついたのです。
猿も滑るところから
この名前が付いたようです。
よく見ると花の形も不思議です。
黄色の花芯を中心に花びらが
分かれて咲いている。
隣りの小さなつぼみのようなものは
次に花開く蕾でしょうか。
苔づける百日紅や秋どなり
と、夏目漱石も詠んでいますが、
ここ最近朝夕はめっきり
涼しくなりました。
昨夜も23度と
外の方が涼しいくらい、
秋が早いのかもしれません?
でも、もうしばらくは「さるすべり」も
楽しめそうです。
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