本蔵院 律良日記

熊本県にあるお寺“真言宗 本蔵院 律良のブログ”日々感じるままに活動のご報告や独り言などを書いた日記を公開しています。

習近平主席の中日友好大会でのあいさつ

2015-06-03 18:28:50 | 住職の活動日記

先日、日本から3000名もの

訪中団が行きました。

その歓迎レセプションでの

習近平主席の挨拶がありました。

その挨拶全文を読み感動しました。

政治的にはいろいろあると思いますが、

私なりには素晴らしい文ではないかと、

思ったのです。

 

「友あり遠方より来る

また楽しからずや」

という孔子の言葉を引用して、

「中日は一衣帯水で、この2000年余り、

平和と友好が両国人民の心の

主旋律であり  …

互いに学び合い、 …

それぞれの発展を促し、…」

 

過去の歴史から振り返って、

その歴史は遣唐使からはじまり

中国の名僧隠元が日本に渡り、

心の交流をしてきたと、

 

そして、日本人民もあの戦争の

被害者ではなかと、

それには「徳を以て怨みに報い」

 

だからこれからは、

民間交流を強化して、

関係の改善と発展に勤めなければと、

 

先日、上田正昭先生も

京都新聞の「天眼」で

『民際』ということを述べておられた。

国際交流という国と国との交流ではなく、

民間レベルでの交流という「民際」

がこれからは大切であると、

 

習主席も、

「隣人を選ぶことはできるが

隣国を選ぶことはできない」とも、

これからは民間レベルの

交流を大切にしていかなければ、

ならないのではないかと思い、

 

そのようなことで、

習近平主席の挨拶には

とても共感受けるものがありました。

 

 

 

 

 

 

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