大祭にはいつも助法に来てくれます 「 小山君 」
太鼓の名人で DVD も出すとか ??
護摩の法要の間中、リズミカルに太鼓をたたいてくれました。
太鼓のリズムは不思議なもので、
人間の一番芯の部分に訴えかけるように響いてきます。
大事に着てくれている 「 ころも 」
『 金剛紗 』 という綿の衣です。
見た目にはパッとしませんが、
他の衣とは比べ物にならないくらい身体に馴染むのです。
法要の間中太鼓をたたいても、
寸分の衣のみだれもありません。
小山君はとても大事にこの 「 ころも 」 を扱ってくれます。
さんざん私が東寺の御影堂で着た衣なのですが、
それを丁寧に修理して、
「 お袈裟 」 は幾重にも丁寧に縫い重ねて、
破れたところは、
また上手に補修をして、
こうやって着ていただくと、本当に感謝です。
また、彼のアイデアで、
衣の下の部分 ( 腰衣 とか 裙 ) といいますが、
綿の衣は着やすいのですが、
ただ一つ苦労するのは、折りたたむ折れ目がわからなくなり、
一回一回丁寧にたたみ直さないと、
しまいに団子状のまんまるした布の塊になってしまいます。
そこで、彼は 「 ステッチ 」 をいれたのです。
折れ目に沿って、ミシンで縫い目を入れておくと
たたむときも綺麗にたためるそうです。
この 「 ころも 」 が出来てから、
もう40年余りになるでしょうか、
大切に使い込んでいただいて、
本当に有り難く思います。
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