本蔵院 律良日記

熊本県にあるお寺“真言宗 本蔵院 律良のブログ”日々感じるままに活動のご報告や独り言などを書いた日記を公開しています。

木綿の衣

2007-12-30 17:18:57 | 住職の活動日記
 護摩ご祈祷で、汗で湿って衣は一日陰干しして、たたみます。

衣の中では生地自体に、絹とか最近はテトロンとかありますが、着心地がいいのは

やはり、木綿が一番です。身体に一番フィットしますし、温かみもあるし、少少雑に

扱っても気になりません。

 難点は、皺くちゃになるということ、毎回きちんと、たたんでおかないと、ボロ雑巾の

ようになってしまいます。本山の御影堂にいる頃はお勤めのたびに、着たりたたんだりの

繰り返しでした。たたむという作業も、なかなかいいものです。

 陰干しで、よれっとした衣が、たたむことによって、よみがえって来るような気がしま

す。

 和服のよさは着てもとても美しい、またたたんだ時も美しい、そしてかさばらない。

しかし、冬は、チョット寒い、です。


 写真の衣は 右の方が 『 褊衫 』 ( へんざん )

       左が  『 如法衣 』 ( にょほうえ ) お袈裟と普通いいます。

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