珍しい字に出会いました。
稟受 ( ひんじゅ ) と読みます。
または 「 稟性 」 というようにも使います。
明治のころの方は、こういう難しい文字をよく使われたようです。
漢字に対する力があったのでしょう。
「 精神主義 」 を唱えた 『 清沢満之 』 という方も、
また、熊本出身の 『 高群逸枝 』 という方も使っておられます。
漢和辞典には 「 天から受けた性質 」 とあります。
「 稟 」 は、禾偏もありますから、
年貢、とか 「 ふち 」 扶持米、さらに 米蔵 という意味もあるようです。
どういう場面でこの字に出会ったかというと、
『 十地経 』 というお経の中で、
努力の世界と努力を超えた世界、 と、こういうことがあって、
初地から七地までは、努力を積み重ねていくという、
『 八地 』 が 「 不動地 」 といって、
お不動さまの 「 不動 」 ということです。
「 動かない 」 というより、 「 動かされない 」
または、寝ても覚めても、とうい 「 不断 」 に行じていく
やったりやらなかったり、時々やったりとかではなく、
やり続けていくというところに、 『 不動 』 という内容があるようです。
そのなかで、 『 八地 』 からは
努力がなくなっていく、必要としない、
『 地 』 ということの、 「 地 」 が持っている力、
「 七地 」 までは、努力によって付け加えていくのですが、
「 八地 」 からは、持ってるものが開かれていくということです。
その 「 地 」 が持っているものの力ということで 稟受 という表現をしています。
「 打てば響く 」 ということがあります。
理解するということではなく、
なんかよくわからないけれども、 心に響いてくる、 ということがあります。
自分の中にあったものが、出会ったものによって、
そうだ !! と 頷き
心の中に、すとんと落ちることがあります。
それは、自分が本来持っているものに響いたのでしょう。
打ったことを縁として本来自分の中にあるものが現れてくる、ということです。
本来は、この 『 稟受 』 とか 『 稟性 』 ということを
ギリシャ語では カリスマ
( Charisma ) ということにあたるようです。
本来持っている、 『 素質 』 勝れた素質、 恵まれた素質、
という意味でしょう。
今では 「 カリスマ 」 ということも、
少し別な意味で一人歩きしているようですが ?
… …
今日は 『 稟性 』 『 カリスマ 』 ということが、
心に響きました 。 ので、
稟受 ( ひんじゅ ) と読みます。
または 「 稟性 」 というようにも使います。
明治のころの方は、こういう難しい文字をよく使われたようです。
漢字に対する力があったのでしょう。
「 精神主義 」 を唱えた 『 清沢満之 』 という方も、
また、熊本出身の 『 高群逸枝 』 という方も使っておられます。
漢和辞典には 「 天から受けた性質 」 とあります。
「 稟 」 は、禾偏もありますから、
年貢、とか 「 ふち 」 扶持米、さらに 米蔵 という意味もあるようです。
どういう場面でこの字に出会ったかというと、
『 十地経 』 というお経の中で、
努力の世界と努力を超えた世界、 と、こういうことがあって、
初地から七地までは、努力を積み重ねていくという、
『 八地 』 が 「 不動地 」 といって、
お不動さまの 「 不動 」 ということです。
「 動かない 」 というより、 「 動かされない 」
または、寝ても覚めても、とうい 「 不断 」 に行じていく
やったりやらなかったり、時々やったりとかではなく、
やり続けていくというところに、 『 不動 』 という内容があるようです。
そのなかで、 『 八地 』 からは
努力がなくなっていく、必要としない、
『 地 』 ということの、 「 地 」 が持っている力、
「 七地 」 までは、努力によって付け加えていくのですが、
「 八地 」 からは、持ってるものが開かれていくということです。
その 「 地 」 が持っているものの力ということで 稟受 という表現をしています。
「 打てば響く 」 ということがあります。
理解するということではなく、
なんかよくわからないけれども、 心に響いてくる、 ということがあります。
自分の中にあったものが、出会ったものによって、
そうだ !! と 頷き
心の中に、すとんと落ちることがあります。
それは、自分が本来持っているものに響いたのでしょう。
打ったことを縁として本来自分の中にあるものが現れてくる、ということです。
本来は、この 『 稟受 』 とか 『 稟性 』 ということを
ギリシャ語では カリスマ
( Charisma ) ということにあたるようです。
本来持っている、 『 素質 』 勝れた素質、 恵まれた素質、
という意味でしょう。
今では 「 カリスマ 」 ということも、
少し別な意味で一人歩きしているようですが ?
… …
今日は 『 稟性 』 『 カリスマ 』 ということが、
心に響きました 。 ので、
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