本蔵院 律良日記

熊本県にあるお寺“真言宗 本蔵院 律良のブログ”日々感じるままに活動のご報告や独り言などを書いた日記を公開しています。

醍醐寺秋の風景

2015-11-23 10:37:33 | 住職の活動日記

穏やかな天気、

漫ろ醍醐寺へ出かける。

 

   

 

門の前には立派な立札

平成27年11月23日

「三宝院開創900年大法要」

が立っています。

 

この大法要に本蔵院の住職も

出仕されるということです。

真言宗でも特に立派な法要で

特別の行事の時にしか執なわない

曼荼羅供養の法要だそうです。

 

   

 

この奥が三宝院です。

醍醐寺の中の一つの塔頭ということで

900年前ちょうど白河法皇が院政を

執り行っておられたころで、

そのころは真言宗も隆盛を極めたようです。

だから、

この三宝院も真言宗の大きな流れを

受け継いできています。

ここの管長様になられると

醍醐寺としては座主という肩書で

三宝院としては門跡という

そして醍醐派としては管長と

三つの役職を兼ねておられます。

 

  

 

三宝院入り口の隣の門は

勅使門、

めずらしいのは

秀吉に縁が深いということもあって

菊の御紋より秀吉の五七の桐が

真中にでんと構えています。

 

  

 

塀越しの紅葉を楽しみながら、

まだもう少しかな??

  

   

 

全山真っ赤というわけではありません。

秀吉の「醍醐の桜」は有名ですが

本当は秋の紅葉も楽しむつもりで

立派なもみじも植えられているのです。

しかし、残念なことに秀吉は

この紅葉は見ることなく亡くなっています。

 

今回は、

 

   

 

この無心にドングリを拾う

お二人ずれ、

まあ、たくさんのドングリを拾い

このお二人のペースで

 

 

    

 

茶屋でソフトクリームを食べ

なんとか、醍醐寺の秋を満喫

 

   

 

松の木は冬支度

菰が巻かれ、

春にはこの菰に集まった

松の虫が退治されます。

 

   

 

明日の大法要を控えてか、

はたまた連休ということもあり

大勢の参拝者で賑わっていました。

 

 

 

 

 

 

   

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする