『 念には 念を入れる 』
仏を思うことを 『 念仏 』 といいます。
『 念 』 という字は辞書を見ると、
「 つよく とめる 」 という意味の語源 「 緊 」 からきていて、
そこから 「 心につよく とめておくこと 」 という意味になります。
つまり 『 念 』 という字には
「 おもう 」 とか 「 忘れない 」 とか
「 となえる 」 という意味があります。
『 念を入れる 』 というときは
「 心をこめる 」 という意味になります。
それは、心の方向を一点に集中して注意力を高めることです。
毎日、お唱えしている 『 観音経 』 というお経の中には
『 念彼観音力 』 という言葉が、お経のリズムを刻むかのように
繰り返し繰り返し出てきます。
また、
現代心理学の、アサジョーリ ( イタリア ) は
「 意志のはたらき 」 という著書の中で
「 意志の特性 」 として、人間の心の変化を
7項目にまとめて表しています。
人間が何かを 「 やろう ! 」 と、心に思ったなら
それは次のようなステップを踏んで、成長していくものです。
1. エネルギー ― つよさ
2. 熟達 ― コントロール ― 鍛錬
3. 集中力 ― 注意力 ― 焦点
4. 決意 ― 決断力 ― 敏速
5. 持続力 ― 持久力 ― 忍耐
6. 自発性 ― 勇気 ― 敢然
7. 組織力 ― 統合力 ― シンセシス 総合
確かに、( 心に思い描く目的 「 念 」 ということは )
意志をもち、その意志を深く自覚していくことは、
自分の心を統一し、集中力をたかめ、自発的になり、
パワーが出てくるということです。
そして非常に面白いのは 『 組織力 』 が出てくるということです。
思い出しますのは 『 三浦俊良先生 』 が
『 洛南高校 』 の再建に取り組まれた時、
よく口にされていたことが
『 念じる 』 ということはどういうことかわかるか
『 念じる、ということは 寝ても覚めても思い続けるということ 』
ということです。
最初は 『 三浦先生 』 だけの情熱がやがて、多くの先生方をも
共にしていく大事業へと発展していくのです。
まさに、ここでいう、7つの項目
『 エネルギー ・ 熟達 ・ 集中力 ・ 決意
持続力 ・ 自発性 ・ 組織力 』
ということが成り立ったのだと思います。
物事が出来上がるということは
自然にこういう 『 力 』 が備わっていくと言うことでしょう。
『 念 』 ということを分析していくと
以上の7つの項目のような、心の成長があるのです。
仏を思うことを 『 念仏 』 といいます。
『 念 』 という字は辞書を見ると、
「 つよく とめる 」 という意味の語源 「 緊 」 からきていて、
そこから 「 心につよく とめておくこと 」 という意味になります。
つまり 『 念 』 という字には
「 おもう 」 とか 「 忘れない 」 とか
「 となえる 」 という意味があります。
『 念を入れる 』 というときは
「 心をこめる 」 という意味になります。
それは、心の方向を一点に集中して注意力を高めることです。
毎日、お唱えしている 『 観音経 』 というお経の中には
『 念彼観音力 』 という言葉が、お経のリズムを刻むかのように
繰り返し繰り返し出てきます。
また、
現代心理学の、アサジョーリ ( イタリア ) は
「 意志のはたらき 」 という著書の中で
「 意志の特性 」 として、人間の心の変化を
7項目にまとめて表しています。
人間が何かを 「 やろう ! 」 と、心に思ったなら
それは次のようなステップを踏んで、成長していくものです。
1. エネルギー ― つよさ
2. 熟達 ― コントロール ― 鍛錬
3. 集中力 ― 注意力 ― 焦点
4. 決意 ― 決断力 ― 敏速
5. 持続力 ― 持久力 ― 忍耐
6. 自発性 ― 勇気 ― 敢然
7. 組織力 ― 統合力 ― シンセシス 総合
確かに、( 心に思い描く目的 「 念 」 ということは )
意志をもち、その意志を深く自覚していくことは、
自分の心を統一し、集中力をたかめ、自発的になり、
パワーが出てくるということです。
そして非常に面白いのは 『 組織力 』 が出てくるということです。
思い出しますのは 『 三浦俊良先生 』 が
『 洛南高校 』 の再建に取り組まれた時、
よく口にされていたことが
『 念じる 』 ということはどういうことかわかるか
『 念じる、ということは 寝ても覚めても思い続けるということ 』
ということです。
最初は 『 三浦先生 』 だけの情熱がやがて、多くの先生方をも
共にしていく大事業へと発展していくのです。
まさに、ここでいう、7つの項目
『 エネルギー ・ 熟達 ・ 集中力 ・ 決意
持続力 ・ 自発性 ・ 組織力 』
ということが成り立ったのだと思います。
物事が出来上がるということは
自然にこういう 『 力 』 が備わっていくと言うことでしょう。
『 念 』 ということを分析していくと
以上の7つの項目のような、心の成長があるのです。