武蔵野美術大学名誉教授でテキスタイル造形作家、田中秀穂先生の個展へ行ってきました。
田中先生とは以前からご縁があり、今も月1回の談話サロンでご一緒させていただいています。
この案内ハガキを見ただけで、楽しい気分になりました。
開催ギャラリーは西武柳沢駅南口からすぐのSPACE KOHさん。
私にとって懐かしい場所、タウン誌時代にオーナーの和田香澄さんにお世話になりました。
かつて時間も忘れる程楽しくおしゃべりし、和田さんのギャラリーに対する情熱に圧倒されたことを思い出します。
布とティッシュペーパーを貼り合わせたキャンバスに水彩絵の具やクレパス、木炭などで描いた深い色合いの作品が目立ちました。
私はこの小さな作品のおしゃれな色合いが大好きです。
同じ5角形なのにその向きとデザインでみなが違った表情を見せています。
何と自由で瑞々しい発想かと敬服してしまいます。
このギャラリーにとてもマッチしていました。
先生もオーナーの和田さんも不在でしたが、今は和田さんのお嬢さんが後継者として頑張っていらっしゃるようです。
とてもご丁重な応対をしてくださいました。
街なかの文化の発信地、このようなギャラリーがいつまでも存続するようにと願いつつ帰途に就きました。