


8時10分利尻島鴛泊港到着


途中の公園で暫く花を探したり休んだりしたので着いたら11時前でした。管理人室で二日分の料金1200円(一人一日300円)を払ってテントを張って昼食準備

食べ終わって美由紀はカメラを持って花を探しに出掛け僕は他のキャンパーや下山してきた人達とお喋り

キャンプ場の夜は早く晩御飯を早く食べてまだまだ明るい7時には寝ていました



一時間ほど登ると雲を抜けて快晴になりました

しかし利尻山は遠い

特に九合目から頂上までの足場の悪さはほんとに疲れました

でも・・頂上付近の花、見晴らしは最高

そしてここでも2006年5月に諏訪山で会った人にバッタリ


僕はすぐに忘れてしまうけど・・なんでみんなそんなに覚えているのだろう

声を掛けられて・・そう言えば・・・


ゆっくり下山したら4時を過ぎていました

キャンプ場から二キロほど下りたところに温泉があるんだけど・・もう歩く元気が無くて水で体を拭いて晩御飯は飯を炊いてレトルトカレーで食べてテントの中へ。
初日は久しぶりのテントは狭くて寝にくかったけど二日目は目覚める事無くしっかり爆睡

今日は6時前に起きて朝食


港まで歩いて下りる元気なくタクシーを呼んでしまいました

またまた驚くほどの乗船客。並んでいる並んでいる横6列が延々とそんなに乗って船が沈まないの?と思うほどの人でした

行き帰りに聞いてみたんですがほぼ全員(毎日500人以上 両島で千人以上)首都圏から二泊三日で利尻島と礼文島のツアー客でした。
毎日毎日こんな調子で来るそうだから凄いですね


どこの宿も満員なのが解りました。
初日に飛行機を乗り継いで稚内にて宿泊。二日目一番のフェリーで礼文に渡り礼文観光後利尻へ移動して利尻観光して利尻泊

三日目朝一番のフェリーで稚内に渡り飛行機を乗り継いで首都圏へ

これでツアー費は14万円

僕らには信じられない強行スケジュールでした。来ている人は多分平均年齢70歳位の夫婦でした

逆のコースの人は先に利尻そして礼文で泊まり同じように2泊三日で首都圏まで帰るそうなんですが・・・
そんなお金を払って「何でここまで?」と聞くと「利尻や礼文は夢の島」

僕等が4月1日に徳島を出たというと「家は心配ないの?」とほぼ全員が聞くんですね

皆家にある通帳が心配?それとも宝石?絵画? 不思議です

僕の家にはテレビも冷蔵庫も洗濯機も掃除機もエアコンもベットも布団も風呂もストーブも流し台もガスコンロも鍋や釜や茶碗や皿もあって日常生活に困らないけれど多分泥棒が来ても重たい割りに金にならないから何も持って行かないと思う

蟹の罠やウナギの罠は持って行かれると困るけど多分余り必要な人は居ないだろうし・・
飼育しているミミズとメダカなんかは上げると言っても喜ばないだろうし

何にしても全部持って行かれても30万円ほどあれば全部新品が買えるから二、三ヶ月辛抱すれば何とかなるし・・気楽なんですよね。
でも利尻半日、礼文半日ですよね~・・・・
帰ったら「利尻と礼文へ行ってきました」と言うのでしょうね

最北の夢の島の空気を吸うだけで良かったのかも・・
でもなんか可哀相でした

ちなみに僕らの利尻島二泊三日はキャンプ生活をして利尻山に登って二人で約15000円でした

でもウニ丼も温泉も快適なベットもありませんでしたし声が綺麗な太った年増のガイドさんの案内もありませんでした

写真は8合目から見上げた利尻山です


でもアゴが出るほど苦しい登りに耐えなければ頂上には行けません。
頂上に着くと周辺に咲く花はさすが花の百名山ですよ

