二日休んでたら久し振りのような気がする室戸の巨大魚狙いの出漁。
そして久し振りの伊賀、中野、溝田の三人で出漁しました。
そして泳がせ釣りの餌のサバを釣ろうと・・・いつもの場所へ。
すぐに20匹や30匹は釣れると思ってたのに・・・・魚探で探すと不思議な事に全くサバの魚影がありません。
サバではないと思いながら・・・魚影が写る場所に仕掛けを落としてみましたが・・・当然ながらサバは釣れませんでした。
仕方なく・・・アソコなら間違いないだろうと遠い場所まで移動して・・・魚探でサバの魚影を探してたら・・・・
私は魚探ばかり見て周りを見てませんが・・・他の二人が・・・イルカが居ると言うんです
見渡してみると・・・10匹ほどの家族とみられる群れが泳いでいました。
わざわざお金を払ってイルカが泳いでる姿を見に来る人もいますし・・・室戸漁港ではイルカのショーなどもしていて・・・
イルカは人気がある海の生物ですが・・・・釣り師にとってのイルカは・・・疫病神のような生き物なんです。
イルカは魚をエサにしていて・・・頭も良いですから集団で狩りをします。
身体も大きいですから・・・沢山の魚を食べます。
イルカの群れが来ると・・・・その場所では・・・イルカが居る間は勿論ですが去ってからでも一時間以上は全く魚影が写らなくなるんです。
食べられたり、どこかへ逃げて行ってしまうんでしょう。
この群れを見て・・・最初のポイントにサバが全くいなかった理由が分かりました。
イルカから逃げるように少し北のポイントへ移動して・・・・魚群を探してたら・・・またイルカの群れが追いかけてきて・・・・
イルカは船について移動するのが好きなんです・・・・
そんな事をしてるうちに・・・時間がどんどん過ぎて・・・
もしかしたら最初のポイントにサバが帰って来てるかも??と引き返しました。
本当に不思議な事に・・・・最初には全く魚探に映らなかったサバの群れが・・・見つかりました。
サバの群れが見つかると・・・・エサ無しのサビキを落とすだけでサバは釣れてきます。
一時間余りの間に30匹ほど釣って・・・・サバは美味しいですが・・・・我々が狙ってるのは巨大カンパチやクエ、ハタですから・・・
餌が確保出来たので・・・・ポイントを移動して・・・流し始めました
風と海流の関係で思ったように船が流れてくれないので・・・二回流して・・・アタリも無く場所替え
次のポイントでは・・・・サバがフィッシュイーターのカンパチかクエに睨まれて逃げ惑う気配は何度も感じましたが・・・釣れません。
四度目、これを最後に上がろうと流し始めたら・・・・
私は伊賀氏の竿にくる気配はすると言ってたら・・・・
最後の最後残り五分になって・・・・伊賀氏の竿がだいぶ沈み込んだのに・・・掛かりませんでした。
仕方なく仕掛けを引き上げると・・・・サバに大きなクエの歯型が残っていて・・・一部の身が剥がれていました。
多分クエがサバに食いついた時に・・・船が揺れて竿をしゃくり上げてしまい・・・その勢いでもう一飲みが出来なかったのではないかと想像します。
もし揺れなかったら・・・後一飲みして針に掛かってたのに・・・残念でした。
もう一息が・・・なかなか難しいですね。
港へ戻って船の係船場所を中突堤の東側へ移し・・・・
釣ったサバを各自に分けて解散となりました。
とりあえず今の天気予報では10日の来週月曜日までは待機になります。
私はそれまでに室戸へ移動しますが・・・・天気ばかりはどうしようもありません。
また戻って来たので・・・美由紀は憂鬱な顔をしています。