今年の阿南近海の海は魚が余りいません。
餌で釣ればやっとイサキも釣れ始めたようですが、エサ釣りは幸有丸メンバーでは余り人気が無いんです。
私のような昔人間は多少汚くても面倒でも魚釣りは釣って初めて面白いと思うんですが・・・
少し若い人達は「偽物の餌」で釣る事を好み、釣れなくてもエサは嫌と言うんです。
時代の違いなんでしょう。
色々な人が居ますが・・・私は餌でも疑似餌でも「美味しい魚」を釣りたいと特に思っています。
室戸で狙ってるカンパチもクエやハタも極めて美味しい魚なんですが・・・それらを釣る為の餌のサバもなかなか美味しいですから・・・沢山釣っていました。
殆どが水深100メートル近い場所なんですが・・・魚は多いです
いつも行ってる阿南の海は80メートルまでの水深ですが・・・今年の様に魚が少ないと中深海と呼ばれる100メートルから200メートル辺りを狙うしかないのでは??と思い始めています。
そうなると・・・今使ってる魚探では出力が弱くて・・・100メートルまでなら問題ないんですが・・・
それ以上だと出力が高い魚探が必要になります。
そこで室戸から戻って・・・出力が高くて安くて見やすい魚探を探していました。
とにかく30万円未満の機種は100メートルまでなんですが・・・それ以上の深さに対応する機種になると・・・上は100万円を軽く越えますから・・・
それから幸有丸は魚探の設置場所が狭くて限られているので・・・どんな機種でも買えば良いと言うのではありません。
そんなんでカタログで寸法を調べて・・・それと同じ大きさの箱を段ボールで作って・・・幸有丸へ持って行って設置できるかどうか調べてきました。
何とか置けそうとと選んだ機種の寸法は「横幅360ミリ、縦幅242ミリ、厚さ150ミリ」
結果はギリギリで入るけれど・・・画面の上の方は操船しながらでは見えにくいです。
しかし海底近くは画面の下の方に映るようになるので・・・・どうにか使えると判断してきました。
現在の出力は600ワットなんですが・・・買いたいと考えてるのは2000ワットまで出力が上がるものです。
沢山の機種がある中で・・・下から三番目位の定価が55万円位のが3割引き位で買えるのを考えているんですが・・・
はたしてこれが思ったような活躍をしてくれるのか??殆どの人達が使ってるのは600ワットなので・・・・2キロワットのこの機種を使ってる人が近くに居ないので・・・不安です。(2キロワットを使ってる人はもっともっと値段が高いのを使ってる)
あと何年釣りに行けるかも問題ですけど・・・
それから・・・先日幸有丸に取り付けた大型ソーラーパネルなんですが・・・
ソーラーパネルとバッテリーの間には「コントローラー」と言う電圧を調整して過充電にならないようにする装置が必要です。
幸有丸に使ってるバッテリーは昔からの鉛バッテリーを直列に二個使ってるので・・・27.6ボルトから28.4ボルトで充電を止めるコントローラーが良いのです。
そう思って準備したコントローラーを取り付けて見ると・・・・29.6ボルト迄充電する事が分かりました。
これだと鉛バッテリーは沸いてしまうので・・・取り外して・・・新しいのを注文して取り付けました。
ところが・・・これも29.5ボルト迄充電するので・・・取り外して・・・中野氏が以前キャンピングカーで使ってたコントローラーを譲ってもらって取り付けました。
ところがこれは26.4ボルトまでしか充電しません。
これをそのまま使うとバッテリーの能力がどんどん落ちてしまうので・・・また取り外して・・・・
何しろ中国製だし、最近はソーラーパネルで充電するのはリチウムイオンバッテリーが主流なので・・・29.6ボルトまで充電するのが多いんです。
そして売ってる人も何ボルト迄充電するか知らない上に・・・誤差が結構あるので・・・誤差に期待して色々な所から4個のコントローラーを買って・・・今日取り付けてテストしました。
結果三つは29.5~29.7ボルトで一個は27ボルト迄でした。
言い換えると・・・一つも使えるコントローラーは無かったんです。
しかしどれかを付ける必要があるので・・・沸くのは困るので27ボルトまでしか充電しないコントローラーを取り付けてきました。
これをずっと繋いだままにしてるとバッテリーの能力が落ちてしまうので・・・旅に出る時などは配線を外しておくように考えています。
週に一度位の割合でエンジンを掛けて充電してたらバッテリーの能力はそれ程落ちないので・・・阿南に居る間は繋いだままで良いように思っています。
コントローラーでこれほど苦労するとは思いもしませんでした。
まだ完全に諦めたわけでは無いんですけど・・・・