outdoor life by mizota

ヨットでのクルージング日本の名山に登るキャンピングカー旅ダイビング野鳥撮影ジギング等溝田正行がした事する事を報告します

熊撃退スプレー

2024年06月30日 19時08分44秒 | 釣り ヨット ダイビング 山登り

随分前から日本列島は「鹿公園化」していて日本中のどこの山に登っても鹿を見かけるようになっていました。

鹿は植林した色々な木の新芽を食べて成長を阻害するし、新芽が無い季節には木の皮を食べるので木を枯らしてしまいます。

だから害獣として多くの市町村では一般的な冬の猟期だけでなく猟期を延長して懸賞金を払って退治しはじめたので・・・どうにか現状維持が出来てるように感じています。

ところが・・・私は20年も前からヒグマやツキノワグマをもっと退治しなかったら大変な事になると言ってきましたが・・・

それが現実になってきています。

鹿が人を襲う事は殆どありませんが熊は人を襲います。

特にヒグマは本来肉食の猛獣で動物は人間も含めてエサの一部なんですから・・・ここまで増やしてしまったのは政策の失敗としか言いようがありません。

こうまで増えてしまったヒグマもツキノワグマも早急に現在の半数以下を目標に退治してそれ以上増えないよう維持する政策が必要と思っています。

それをしないと今にあちこちで町や村が熊に占拠される日が来ると思います。

すでに住宅地まで普通に現れるようになっていますが今は一頭や二頭ですが団体で降りてくる日は近いでしょう。

熊と分けて暮らすには・・・それは熊の為でも人間の為でもあるんですが・・・熊に人は怖いものと知らせる必要がありそれは叩いて放逐する程度では間に合わないと思うんです。

ハンターが高齢化して増えるクマに対処できなくなってる現在、狩猟免許に関係なく訓練にもなると思うから・・・自衛隊が出動して熊退治をするしかないでしょう。

そんな事をいくら書いても幾ら言っても・・・なかなか対処してくれませんから・・・

自分の命は自分で守るしかありません。

幸い四国に今は僅かしかツキノワグマは居ないので四国に居る限りまあ私が生きてる間は安心ではありますが・・・

四国ばかりにはおれませんから・・・本州や北海道へ行くと・・・

今やどこに行っても「熊出没注意」の看板が登山口だけでなく・・・山手の方へ行くと耕作してる田畑の周辺に沢山あります。

そして去年元旦から10月末までで・・・18の都道府県で少なくても172人が襲われて亡くなったり怪我をしたりしています。

クマは一度に2~3頭を出産しますから・・・鼠算ほどでは無いですがどんどん増えてるので・・・今年襲われる人は去年を超えるでしょう

北海道で山登りや野鳥撮影、渓流釣りやサケやカラフトマス釣りをしてると・・・ヒグマを身近に感じます。

それが六年前の事ですから・・・・六年は単純に計算しても数は倍になってますから・・・・

出会う確率も倍か人なれして来てるからそれ以上でしょう。

以前は色々な資料を読んで・・・襲われて助かった人の多くが鉈で戦った事をしり、鉈を腰にして登っていたんですが・・・・

それから後にどんどん体力が落ちてきましたから・・・鉈では戦えないと思い・・・

以前は美由紀が襲われても助けられると思っていたけど・・・今はその体力もありませんから・・・・

各自が体力が無くてもヒグマやツキノワグマから身が守れるように10メートル余り先の熊にまで唐辛子スプレーが届く「熊撃退スプレー」を準備しました。

上が私用で下が美由紀用で・・・上の方が少し量が多いけど重いです。

これらは日本ではまだまだ実証例は少ないですがアメリカやカナダでは昔から普通に使われていて非常に効果があります。

ただ唐辛子のスプレーなので・・・風下の熊に向かって吹き付ける時は良いのですが・・・

クマが風上に居る時に吹き付けると・・・風に乗って唐辛子スプレーが自分の方に戻って来るので・・・目に入ったら病院に行かなければいけなくなるし、吸い込んだら咳が止まらなく呼吸も困難になって病院へ行く事になります。

風下に熊が出てくれる事を願うしか無いんですが・・・・

もし風上でも・・・接近してきたら・・・吹き付けるしか選択肢はないでしょう

ヒグマに生きたまま喰われるなんて・・・そんな人が結構沢山いるのはネットで探れば分かりますが・・・

死に方の中でもトップクラスの痛い死に様ですよね。

そんな事を考えながらしか・・・今の日本の山里には入れなくなりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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